「俺は離婚しないからなッ!」妻に離婚宣言されても往生際が悪い夫の話

結婚相手から突然離婚を切り出されて、動揺しない人はほとんどいないでしょう。なかには離婚を受け入れず、取り乱してしまう人も……。今回は自分のことを「良い夫」だと思っていた男性が、妻から離婚宣言されて必死に抵抗したお話をご紹介いたします。
賢治はインフォメーションセンターで働く四十歳。妻の純子と、中学生の息子・恭一と暮らしています。賢治は自分のことを良い夫・良い父親だと思っていました。そんな賢治の最近の不満は、妻が冷たい態度で接してくること。「妻は俺の価値をわかっていない」と賢治は不満を抱いていました。
しかし実際は、賢治が自分のことを「いい夫」と勘違いしているだけでした。賢治が家族旅行で提案する行き先は、肌の弱い純子や恭一が入れないような硫黄泉。何度も純子が「肌が弱いから入れない」と言っているのに、賢治はまったく覚えていないのです。
そのうえ純子が「このままでは家計が苦しいから、ゴルフや飲み会を控えてほしい」と頼んでも、賢治はそれを拒否。これから恭一の塾代が必要になるというのに、協力する気がまったくありません。賢治が当てにならないので、純子は老人ホームの厨房スタッフとして働き始めました。
さらに純子が働き始めたことで夕食にお惣菜を使う頻度が増えると、賢治は「最近スーパーの総菜多くないか? 家事をおろそかにするなよ」と文句を言ったのです。これには恭一も黙っていられず「用意してもらっといて感謝の一言も言えないの?」「そういうのモラハラって言うんじゃね?」と言い返しました。息子に苦言を呈された賢治は逆ギレ。「俺がいるからこの生活ができているんだぞ?」と怒鳴りました。
ある日、賢治は上司に呼び出されこっぴどく叱られました。賢治は既婚者でありながら、職場の新人女性にアプローチしていたのです。賢治を好きになってしまった彼女は、先輩たちから「あの人には妻がいるし、こうやって何人もの女性を騙してきた」と聞かされ、賢治をコンプライアンス違反で訴えたのです。
賢治は謹慎処分になり、イライラしながら帰宅しました。家族で夕食をとっているあいだも、「こんなまずくも上手くもない料理」と純子の作ったコロッケをけなす賢治。その姿を黙って見ていた純子は、賢治に「離婚しましょう」と告げたのでした……。
妻からの離婚宣言











諦めが悪い賢治
離婚理由が賢治にあることを、純子は冷静に説明しました。しかし賢治は理解できなかったようです。往生際の悪い賢治は、ただただ離婚を拒否することしかできませんでした。自分の保身のために拒否するなんて最低ですね。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
完結漫画
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