浮気・借金・暴言…「昭和のモラハラ夫」とそれでも私が離婚しなかった理由
今でこそ「モラハラ」という言葉がありますが、ひと昔前までは、むしろそれはよくあることだった……なんて時代もあったようです。
今回は、昭和の時代にモラハラ夫と離婚しなかった理由をご紹介します。
離婚しない理由
「30年ほど前の話だけど、私の夫は顔がよくてスマートでモテる人だった。そんな人がどうして私と結婚してくれたのかと思うくらいの人で、一緒になれたときは嬉しかったけど、すぐに浮気と、借金もあることがわかった。その上、私の物を勝手に売って暴言まで吐かれていた。今でいうモラハラね。どんどん沈んでいく私に気付いてくれたのは双子の妹だった。つい事情を話したら泣いて怒って離婚を勧められたけど……私はそうはしなかった。
当時はね、今と違って離婚のハードルが高かったの。女性側に問題があると思われてしまう時代でね。その頃、妹が結婚を控えていた時期でもあったから、私が離婚することで妹の縁談に迷惑をかけたくもなくて。
それに……夫にね、『お前みたいなやつ、俺と離婚したら誰とも結婚してもらえない』って言われて、本当にそうだなと思ってしまって……そこから30年近く、ずっと耐えて我慢していたの。やっと60歳近くで離婚したけどね」(体験者:60代 女性・パート/回答時期:2024年6月)
▽ 時代、というのは大いにありますよね。今は幸せだということで、本当によかったです。
※Googirlが独自にアンケートを実施し、集めたGoogirl読者様の体験談をもとに記事化しています。