善意の押しつけで嫌われた40代男性…「自分だけが正しいと思うその価値観はいますぐ捨てるべき」美人女性社員から注意された話

イケメンはモテますが、内面も重視する女性は多いですよね。でも自分がモテないからといって、「世の中顔が全て」とイケメンを敵対視する人もいるようです。さらに周囲に迷惑をかけていることにも気づかず、自分は優しいと思い込むこともあるようで……? 今回は善意の押しつけで嫌われた40代男性が、美人女性社員から注意された話をご紹介いたします。
モテるイケメンに嫉妬しているフツメンの主人公・三枝哲郎(44)。女性に優しくしても冷たい視線を向けられる哲郎は世の中顔が全てで、いくら自分が内面を磨いても何の意味もないと思っています。
職場に配属された新入社員・八木橋慎吾をモテないと決めつけた哲郎は、勝手にシンパシーを感じます。しかし仕事に前向きで優しく、男前な一面もある慎吾は女性社員から人気になります。そんな様子を見た哲郎は苛立ちを隠せなかったのでした。
慎吾がモテる理由を観察した結果、マスコット扱いされていることに気づきます。あくまで恋愛対象にならなければ意味がないと思った哲郎は、女性社員に囲まれた慎吾を上機嫌で眺めました。そこに慎吾の教育係で美人の社員・浦沢清香(28)がやってきます。内心「俺だってあと20歳若ければ……」と思った哲郎でしたが、慎吾の表情から恋心に気づいたのでした。
慎吾が清香に恋心を抱いていると気づいた哲郎は、「どうせフラれるに決まってる」と忠告します。それでも諦めたくない慎吾はまっすぐな目で頑張りたいと伝え、大きなお世話すぎる哲郎にお礼を言います。その数か月後、慎吾と清香が付き合っているとの噂が流れたのでした。
交際の噂を耳にした哲郎ですが、全く信じませんでした。しかし仲良く出社したふたりが交際宣言し、呆然と立ち尽くします。周囲から祝福されるふたりを見て、怒りをあらわにしました。その後自分のほうが慎吾より優れていると思った哲郎は、清香を食事に誘います。アッサリ断った清香を見て、イライラが止まらなかったのでした。
帰宅中、立ち寄った薬局で店員の児嶋すみれ(21)から笑顔で接客された哲郎は、一瞬で恋に落ちてしまいました。すみれの笑顔が忘れられなかった哲郎は、再び薬局を訪れます。接客態度のいいすみれを見て、なぜか自分に気があると思い込みました。それ以来薬局に通いつめ、すみれのシフトを把握します。
一方的に声をかけるようになり、すみれが困惑していることにも気づかず仕事の邪魔をしますが、自分は優しいと思い込んでいました。ある日すみれをデートに誘おうと意気込んだ哲郎は、薬局に出向きます。しかし倉庫作業をするすみれがなかなか出て来ず、従業員出入口で待ち伏せしました。恐怖を感じたすみれはバイト仲間に助けられ慌てて引き返します。0時を過ぎてもすみれが戻らず、「また明日来るから!」と叫んだ哲郎だったのでした。
しかし翌日になってもすみれが出勤せず、毎日薬局に通います。土日は1日中薬局で待ち伏せしますがすみれに会えず、店員に連絡先を聞きました。報告を受けた店長からキッパリ断られますが、今度は有休をとって大学周辺を探したのでした。
哲郎に目をつけられてしまったすみれはというと、執拗に話しかけたり商品棚の隙間から覗いたりと、哲郎の異常行動耐えきれず仕事を辞めてしまいました。しかし大学駅周辺を探した哲郎に見つかってしまったのでした。
駅ですみれを見つけた哲郎は、横にいた彼氏の存在に気づき逆上します。彼氏が間に入りますが、パニックになったすみれはしゃがみ込み叫びました。騒然とした現場に警察官がやってきて、そのまま哲郎を連行します。偶然一部始終を見ていた哲郎の同僚女性は唖然としたのでした。
交番で事情を聞かれた哲郎は待ち伏せしたことを認めず、たまたま見つけたと話します。あくまですみれの気持ちに応え、デートに誘ってあげようと思っただけと話す哲郎。そんな姿に呆れた警察官は、場合によってはストーカー扱いになると話したのでした。
自分に向けられた笑顔は特別だと思い込む哲郎は、ストーカーではないと訴えます。それはあくまで仕事であり、笑顔は好意にはならないと伝えた警察官。その証拠に今日のすみれが怯えていたと話しますが、あくまで二股がバレたからだと都合のいい解釈をしました。今回は実害がないため厳重注意となりましたが、ストーカー忠告をされた哲郎は納得のいかない表情を見せたのでした。
翌日になってもストーカー扱いされたことが納得いかず、すみれに怒りの矛先を向けます。そんな中、昨日の騒ぎが女性社員の間で噂になりました。怒った哲郎は自分は悪くないと訴え、品出しまで手伝ってやったのにすみれから二股をかけられたと騒ぎます。
あくまで交際していないと知った女性社員は引きますが、哲郎は自分が親切にしてもお礼ひとつ言われないと主張し、イケメンを敵対視しました。そこにやってきた慎吾が品出しはすみれに頼まれたのかと問います。「頼まれなくたってやるに決まってる」と言った哲郎に、それは本当の優しさなのか尋ねたのでした。
哲郎が勝手に品出しをしていたと知った慎吾は、逆の立場になっての疑問を投げかけます。従業員がサボっていると判断し、即クレームを入れると言った哲郎に、すみれも同じような目に遭っていた可能性が高いと指摘しました。「思いやりのない優しさはただの善意の押しつけ」と言われた哲郎は、ぐうの音も出なかったのでした。
慎吾の話を聞いた女性社員は、過去の善意の押しつけについて訴えます。自己満だった哲郎の優しさを指摘し、これからは自分だけでなく周りも見るよう注意しました。気遣いにイケメンもフツメンも関係ないと言われた哲郎は……?
相手の気持ちを考えたことのない哲郎








厳しい口調で注意した清香
女性社員から指摘され、相手の気持ちを考えたことがなかったと思った哲郎。さらに清香からも「自分だけが正しいと思うその価値観はいますぐ捨てるべき」と厳しい口調で注意されたのでした。これまで自分の好意や善意だけを押しつけてきた哲郎ですが、今後は相手の立場にたって物事を考えてほしいですね。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。