「それって母親失格じゃね?」子どもの看病=母親の義務だと思ってる夫【来月から保育園】
保育園の洗礼。それは、子どもを預けるママにとって避けられない試練です。入園した途端、子どもが熱を繰り返し、数日ごとに休むのは珍しくありません。仕方のないことと分かっていても、突然の体調不良で仕事を休むたびに悩まされた経験はありませんか?今回は、そんな中で全く協力しないどころか、病院にも連れて行かず口だけ出してくる夫に振り回される女性の話「『それって母親失格じゃね?』子どもの看病=母親の義務だと思ってる夫」をお届けします。
あらすじ
3歳と1歳の子どもを育てる優実は、来月からフルタイムパートとして働き、ゆくゆくは正社員を目指そうとしています。保育園の準備を進める中、優実は夫の秀介に子どもの送迎や急な病気の際の協力をお願いします。しかし、秀介は「パートなんだから優実が休めばいい」と、まるで他人事。自身の職場は有給が取りやすく残業もほぼないホワイト企業にもかかわらず、全く協力する気がない様子です。共働きになることへの不安を感じながらも、優実は秀介がいつか協力してくれることを願うのですが……。
見どころ
優実の抱える「仕事と育児の両立」への切実な思い
正社員を目指し、キャリアアップを考えている優実にとって、子どもの病気による急な休みは大きな足かせとなります。夫婦で協力し、効率よく家庭を回したいと願う優実の気持ちがひしひしと伝わってきます。現代の共働き家庭が抱えるリアルな悩みが描かれています。
「パートだから」と妻に押し付ける夫の無理解
フルタイムパートで働くことになった優実に対し、夫の秀介は子どもの送迎や病気の際の対応を全て優実に任せようとします。「パートなんだし優実が休めばいい」「正社員の俺が休むと仕事に支障が出る」と、自身の都合ばかり主張する秀介の言葉は、共働きを始める優実の不安をさらに募らせます。この夫の無理解に、憤りを感じる方も多いのではないでしょうか。
夫婦間のすれ違い
秀介は優実の訴えを軽く受け流し、「はいはい、わかったよ」と適当な返事をしています。しかし、優実の表情には不安がにじみ出ており、夫婦関係に暗雲が立ち込めていることが示唆されます。果たして秀介は本当に協力してくれるのか、それとも優実の負担は増す一方なのでしょうか。
▽ 保育園に入園し、フルタイムパートとして新たなスタートを切る優実。しかし、夫の秀介は保育園の送迎や子どもの看病について非協力的な態度を見せます。共働き夫婦としての協力体制を望む優実と、全てを妻に任せようとする秀介の間に早くも亀裂が見え始め、優実の抱える不安は尽きません。現代の夫婦が直面する仕事と育児のバランス、そして夫婦間の協力のあり方について深く考えさせられます。