ご機嫌取りで育児するも中途半端な夫に「もう何も期待しない」と宣言した妻の話

子育てをしながらの仕事はハードですよね。でも生活を考えると働かないわけにはいかないもの。だからこそ夫には率先して家事や育児をしてほしいですが、実際は何もしない人もいるようです。今回は妻のご機嫌取りのために育児するも、何もかも中途半端な夫の話をご紹介いたします。

3歳と1歳の子どもを育てる優実は、子どもを保育園に預け、フルタイムパートとして働いています。一方で夫の秀介は融通の利く職場に勤めているのに、育児に協力してくれません。そしてついに子どもが熱を出してしまい、仕事帰りに病院へ連れていくことに。
帰りが遅くなってしまったため秀介に晩御飯を買ってきてもらうことにしますが、夜遅くに大声を出して子どもを起こした上、高熱に驚き救急に行くべきだと騒ぎます。病院には行ってきたばかりだと止める優実ですが、納得いかない秀介は逆ギレしはじめました。そんな中、子どもの看病をしていた優実が熱を出してしまいます。
秀介に子どもを保育園に送ってほしいと頼みますが聞き入れてもらえなかった優実は、仕方なく子どもたちも病院へ連れていくことにしました。やっと家に帰ってきて横になる優実ですが、秀介がリビングを見て「汚ねぇ……。休んだのにこれかよ」と言っているのを聞いてしまいます。
指図ばかりして肝心なことは何もしない秀介を見て、優実の心は静かに離れていきますが、さらに後日義実家の集まりで秀介に責められてしまいます。帰り道に「母親失格」と言われた優実は、秀介に「アンタは父親、大・大・大失格だから」と言い返しました。

話し合う気もない夫

優実に怒られてもなおふてくされてばかりの秀介を見て、終わりを決心する優実。いまの職場に正社員登用を打診します。

やっぱり期待できない

「父親大・大・大失格」と言われてもなお、話し合う気すらない秀介を見て、見切りをつけた優実なのでした。いまの職場に正社員登用を希望し、秀介と離れる準備を進められたし、自分の意志を口にすることができるようになってよかったですね。一方、帰宅した秀介は優実の機嫌を取るかのように育児を手伝いますが、何もかも中途半端。かえって優実の疲れを増やしているだけなことにも気づかずに……残念としか言いようがありません。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。