「自炊すれば安く済むだろ?」生活費をケチる夫に現実を見せた出来事【これは家族のためだからっ】
4歳の娘・さくらを育てながら派遣フルタイムで働く薫。仕事と保育園の往復で体力的にも限界の中、週に一度頼る惣菜に対し、夫・拓海は信じられない一言を言い放ちます。今回は、そんな生活費を巡る夫婦のすれ違いを描いた話をご紹介いたします。
あらすじ
お惣菜を食卓に出すと、夫・拓海に「家族の健康のためにも、自炊の方がいいだろ?」と心ない言葉を言われた薫。大きな衝撃を受けつつも、拓海には感謝がないと呆れます。しかし、節約のためと割り切り、週1回の惣菜を止めて自炊を頑張ることに。
スーパーでまとめ買いをし、土日に作り置きを始めますが、想像以上のしんどさに、「ありがとうくらい言えないのかな」と寂しさを感じます。金曜日、疲れた体を癒やすために、久しぶりにパン屋でパンを買い、さくらと喜びを分かち合います。
しかし翌朝、買ってきたパンを見た拓海は「1個300円⁉ たっか……! 薬局とかスーパーで買えば200円以内で買えるのに!」と文句を言い始めるのでした。
見どころ
拓海の「無関心」
拓海に「家族の健康のためにも、自炊の方がいいだろ?」と心ない言葉を投げかけられた薫。拓海は言うだけ言って、何もしようとしません……。さすがの薫も「今までパートで仕事しながら全部家事してた私に感謝もないんだなぁ…」と内心で不満を募らせます。
作り置きの「しんどさ」
週末に大量の作り置きタッパーを前に「しんどっ……」とため息をつき、拳で汗を拭う薫。しかし拓海は「おーいいじゃん! これで節約できるな!」と喜ぶだけで、感謝の言葉はありません……。
「節約」という名の「ケチ」
金曜日の夜、疲弊した薫が、さくらとのささやかな楽しみとして買ったパンに対し、翌朝拓海は「1個300円⁉たっか……!」と、露骨に文句を言い放ちます。妻のささやかな楽しみなのに、無神経にもほどがあります……。
▽ 夫・拓海の言葉で節約を意識し始めた薫は、スーパーでまとめ買いをして、土日に作り置きをするようになりました。惣菜は買わずに過ごせるようになりましたが、作り置きを作るのは大変です。久しぶりに朝食づくりを休み、朝をゆっくり過ごそうと買ってきたパンに、拓海は高いとケチをつけ始めました。ケチばかりつけて自身は何もしないというのはやはり違う気がしますがね。