「もう俺はパパじゃないんだ…」離婚を後悔した息子の本音と元妻がキレイになった理由【子どもが生まれる前の2人】
最愛の妻と家庭を築き、未来は明るいはずだったのに、子どもが生まれてから妻との関係が悪化した、妻が変わってしまった……そんな声をよく耳にします。しかし、本当に変わったのは妻なのでしょうか?
今回は、離婚を後悔した男性の話の中から、「子どもが生まれる前の2人」をご紹介いたします。
あらすじ
生後3か月の息子・陸翔と、妻・由香里と暮らす壮太。由香里が育児ノイローゼ気味なのに対し、壮太は子育てに無関心。そんな彼の「親としての自覚のなさ」は、子どもの生まれる前から始まっていました。家事をこなし、妊娠中も完璧だった由香里に対し、壮太は「俺の妻は完璧だから」と自慢げ。同僚から子育ての大変さを忠告されても、「大げさだ」と他人事のように考えるばかりなのでした。
見どころ
仲のいい夫婦
洗濯物の分け方を間違えた壮太に対し、由香里は優しく注意します。きちんと家事をしてくれて、ガミガミ怒らない、由香里はそんな理想の妻だったのでしょう。
「完璧な妻」という思い込み
同僚から妻の由香里の出産を心配する言葉を聞いた壮太は、「俺の妻は完璧だからね」と、まるで冗談のように自慢げに話します。由香里が完璧に家事や妊娠生活をこなしていることへの過度な信頼を表していますが、同時に、彼女の努力や負担を軽視しているという、彼の無自覚な傲慢さも感じさせます。
「大変」を他人事と捉える壮太
同僚から「子ども中心の生活になるからな」「マジで変わったからな」と、子育ての大変さを具体的に忠告される壮太。しかし、彼は「覚悟って大げさだな」「みんな大げさに言いすぎだろ」と全く真剣に受け止めません。
▽ 子どもが生まれる前、多少注意されるものの由香里と仲良く暮らしていました。周囲の同僚たちからの忠告も、壮太の心にはまったく届いていないようです。まだ子育てを経験していないとはいえ、安易に考えすぎているところは改めてほしいですね。