「早く孫の顔が見たいわ！」子作りを急かす義母を地獄に突き落とした話【真紀の決意】

義理の親との関係は複雑ですが、孫を強く望むタイプの義母だと、その期待がプレッシャーとなり、困ってしまうこともありますよね。会うたびに子作りの話ばかりされたら、うんざりしてしまうでしょう。今回は、そんな子作りを急かす義母を、意外な形で地獄に突き落とそうと考えた女性の話をご紹介いたします。

あらすじ

夫・高史のスマホに不倫相手からの妊娠を匂わせるLINE通知を見てしまった真紀。高史を問い詰めると、彼は女子大生との不倫と妊娠を白状し、不倫相手との結婚を望んでいると言い放ちます。真紀は怒りと絶望に打ちひしがれ、復讐を決意。法律事務所を訪れ、離婚と慰謝料請求に向けて動き始めます。そんなある日、スーパーで会った義母に子作りを急かされた真紀は、高史だけでなく義母にも「相応の報い」を受けさせることを誓うのでした。

見どころ

真紀の屈辱と怒りの爆発

高史のスマホから不倫と妊娠の事実を知り、彼に問い詰めても身勝手な言い訳をされるばかりで、話し合いにもならずに高史が去ってしまうという屈辱を味わった真紀。「酷い…酷いよ…！」「全部、私のせいなの!?」と絶望し、涙を流しますが、その悲しみはすぐに「絶対に許さない…！」という怒りの感情へと変わります。奥歯を噛みしめ、鬼の形相になる真紀の姿は、彼女が復讐を決意した瞬間であり、話の大きな転換点です。

法律事務所訪問と冷静な復讐計画

高史への怒りを胸に、「翌日には法律事務所を訪ねました」という真紀の行動は、感情に流されるだけでなく、冷静に復讐への準備を進めていることを示しています。「もうあんな男、どうでもいい」「結局、私を幸せにしてくれる相手じゃなかったんだ」「すっぱり離婚して、慰謝料も全額払ってもらうんだから…！」と、冷静に高史を見限る真紀のモノローグは、彼女の強い意志と、復讐計画を着々と進めていることが伝わってきます。

義母への「報い」という新たな決意

スーパーで義母にバッタリ会った真紀は、「顔色がいいわね？もしかして授かったのかしら？」という相変わらずのデリカシーのない言葉に、一瞬驚きつつも、にっこり笑ってその場を濁します。そして、「いい機会だ…不倫した高史に制裁をするだけじゃない。孫だ孫だって、散々無礼なことを言ってきたお義母さんにも、相応の報いを受けてもらおう…！」と、義母への復讐までをも決意します。この真紀の冷徹な決断は、彼女の心の奥底に秘められた怒りの深さを表しており、不穏な期待を持たせます。

▽ 真紀の気持ちは怒りに変わったようです。酷い仕打ちをされたのですから、きっちり責任を取ってもらわないといけませんよね。