一緒に店を経営する35歳の彼女を捨てた結果…慰謝料と店の権利譲渡を求められた話

長期交際のカップルってお互いを理解し合っていて素敵ですよね。その一方で交際が長くなりすぎると、なかなか結婚に踏み切れないこともあるもの。そんな中、彼氏が若い女の子に鼻の下を伸ばしはじめたら彼女はどう思うでしょうか。今回は一緒に店を経営する35歳の彼女を捨てた結果、慰謝料と店の権利譲渡を求められた話をご紹介いたします。

ちょっとぐうたらな浩二と働き者の理央カップルは、ふたりで仲良く沖縄料理店を経営しています。お客さまから「おしどり夫婦」と呼ばれていますが、浩二が20歳の新人バイト・瑠奈をロックオンします。
しかも瑠奈も浩二から告白され、まんざらでもない様子……。その一方で、理央は浩二の仕事ぶりや出産のタイムリミットなどを考え、複雑な思いを抱えていました。そんなある日、無断で遅刻してきた瑠奈を注意した理央。しかし瑠奈は反省するどころか反論し、浩二も「瑠奈ちゃんが可愛いからってやっかむなよ」と瑠奈の味方をします。
そんな様子を見て、理央はふたりの関係を怪しんでいましたが、職場の休憩室でイチャつく浩二と瑠奈を目撃し浮気を確信します。お店の開業資金も出し、浩二とは実質婚約状態にあった理央は結婚について尋ねますが、浩二にはぐらかされてしまい関係を清算するべきだと悟ります。
一方、瑠奈から理央との別れを焚きつけられた浩二は、同棲中の家や店のことも考えず、理央に別れを切り出しました。思ったよりアッサリ別れを受け入れる理央に拍子抜けした浩二ですが、これ以来理央が仕事に来なくなり、店が回らなくなります。怒った浩二が理央にメッセージを送ったところ、閉店後に理央が店にやってきました。

弁護士に依頼して書類作成をする理央

慰謝料と店の権利譲渡

浩二と婚約状態だった理央は慰謝料の請求、そして店の権利譲渡か、出資の全額返金を要求したのでした。こういうときのために、やはり金銭の絡むことは書面にしておくのが正解ですね。最初は軽い気持ちで浮気し、理央に別れを切り出した浩二はまさかこんなことになるとは思わなかったよう。とはいえ理央にはお店の開業資金も出してもらっているのですから、この状況は少し考えればわかりそうなもの。浩二が瑠奈に浮かれ、先を見据えていなかったことが伺えます。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。