この日、僕は彼女と別れることを決めました。35歳の彼女を捨てて、20歳の女の子に走った男の末路【4年前の気持ち】
20歳の新人アルバイト・瑠奈の歓迎会で酔い潰れた店長の浩二。そんな彼をよそに、理央は真面目に仕事をしていました。今回は、浩二が店をオープンした4年前の熱い思いを振り返りながら、現在の彼の冷めた感情が描かれる話をご紹介いたします。
あらすじ
理央が仕入れ先との打ち合わせのため早く出かけた日、浩二は理央の仕事への情熱にうんざりします。浩二は4年前の店オープン時を回想し、理央と二人三脚で店を軌道に乗せた喜びを思い出すも、「店出した時点でゴールした気分だった」「惰性っていうか…」と冷めた感情を自覚します。
そんな中、瑠奈から体調不良で休むというメッセージが届き、浩二は「瑠奈ちゃんのぶんも俺がやるから、お大事にね!」と返信。瑠奈から感謝の言葉が来ると、「やっぱ瑠奈ちゃんは可愛いなー」とご満悦になるのでした。
見どころ
理央の情熱と浩二の冷めた視線
理央が「いい食材仕入れてお客さんに喜んでもらえるよう頑張るから」と、仕事への情熱を燃やしながら出かけていく一方、浩二は「食材のちょっとした違いとか…そんなの客にわかるはずないのにな」とうんざりした表情を浮かべます。二人の間に深い溝があるようですね……。
浩二の「ゴール」
4年前、理央と二人三脚で店を軌道に乗せることに奮闘していました。しかし、彼は「俺、店出した時点でゴールしたような気分だったのかもな」と現在の気持ちを自覚します。そして「今は理央との付き合いと一緒。惰性っていうか…」と、理央への愛情も冷めきっていることを認めます。
瑠奈からのメッセージ
理央との関係や仕事への情熱が冷めきっている浩二のスマホに、体調不良で休むという瑠奈からのメッセージが届きます。浩二は即座に「瑠奈ちゃんのぶんも俺がやるから、お大事にね!」と返信。瑠奈から「店長さんやさしいっ」という返事が来ると、「やっぱ瑠奈ちゃんは可愛いなー」とご満悦になります。
▽ 結婚も店を出すのも、似ているところがあるのでしょうか? 本当はスタート地点に立ったにすぎないのに、ゴールだと思ってしまう感覚……。浩二がまた仕事への情熱を取り戻せれば良いのですが。他事へ目移りしないことを願っています。