28年耐えたから…もういいよね？　熟年離婚で妻が最大の復讐！【幸せな家族…だけど？】

長年連れ添った夫、巣立った娘、そしてもうすぐ社会人になる息子。一見、平穏に見える家庭の裏側には、妻の静かな決意が隠されていました。28年間、夫の横暴に耐え続けた妻が、熟年離婚という形で下す最大の復讐とは一体何なのでしょうか？

あらすじ

大橋綾美、53歳。結婚して28年になる夫・勝也と、2人の子どもがいます。子どもたちは素直で優しい大人に育ち、綾美はそれを心から喜んでいました。しかし、父親である夫・勝也は、家事を一切手伝わず、日常の些細なことまで綾美に頼りっぱなし。朝のコーヒーすら自分で淹れようとしない始末です。
そんな夫に長年不満を抱えてきた綾美は、子どもたちが巣立った今、熟年離婚を考えるようになります。横柄な態度で綾美に指示ばかりする勝也に対し、心の中では冷めた思いを抱える綾美。穏やかな日常の裏で、彼女は静かに離婚への準備を進めているのかもしれません……。

見どころ

幸せな日常の裏側

朝の光が差し込むキッチンで、丁寧に朝食の後片付けをする姿は、まさに良妻賢母といった雰囲気。28年間連れ添った夫と、巣立っていった娘と、もうすぐ社会人になる息子のいる家庭。穏やかな表情からは、幸せそうにも見えますが……？

一変する夫の態度

しかし、そんな穏やかな日常は、夫・勝也さんの登場によって一変します。「おい、綾美」「朝のコーヒーは？」と、当たり前のように妻に要求する横柄な態度。長年の夫婦関係とはいえ、この言い方には少し引っかかりますね。

積み重なる妻の思い

家事はもちろん、自分の身の回りのことさえも妻に頼りっぱなしの夫。そして、定年間近の夫を横目に、熟年離婚を考えていることを告白するのです。

▽ 幸せそうに見えた綾美さんの日常には、夫への深い失望が隠されていました。子どもたちは自立し、残されたのは頼りにならない夫だけ……。28年間耐え続けた綾美さんの心境を思うと、この先の展開が気になりますね。