28年耐えたから…もういいよね? 熟年離婚で妻が最大の復讐!【幸せだった頃】
長年連れ添った夫、巣立った娘、そしてもうすぐ社会人になる息子。一見、平穏に見える家庭の裏側には、妻の静かな決意が隠されていました。28年間、夫の横暴に耐え続けた妻が、熟年離婚という形で下す最大の復讐とは一体何なのでしょうか? 今回はそんな夫婦のまだ幸せだった頃のお話をご紹介します。
あらすじ
綾美と勝也は、綾美が24歳の時に社内結婚しました。交際2年を経てゴールインした二人の新婚生活は、甘く幸せなものでした。勝也は綾美の手料理を「最高」だと褒め、綾美もまた、夫が喜んでくれることに幸せを感じていました。
しかし、新婚生活が数か月経つと、勝也の態度は徐々に変化していきます。専業主婦になった綾美に対し、「品数が少ない」と文句をつけたり、「家事くらいちゃんとやれよな」と高圧的な態度を取るように。さらには、毎晩のように飲み歩く勝也を心配する綾美の声にも耳を傾けず、うっとうしそうにする始末。幸せだったはずの新婚生活に、暗雲が立ち込め始めます。
見どころ
幸せな新婚生活
「綾美の飯は最高」「綾美と結婚してよかったよ」と言ってくれるほど、互いに幸せを噛みしめていた夫婦生活。その温かい日々は長くは続かなかったようで……。
昭和の男
勝也には「男は仕事、女は家庭」という昭和的な価値観があったようで、家事はあまりしない方でした。そういうものだと思っていたものの、だんだんとエスカレートしていき、ついには作ってくれた料理に文句を言い始めました。
変わってしまった夫
今でいうモラハラ言動が増えた夫。綾美の心配をよそに文句が多く、声を荒げるようになってしまいました……。
新婚の頃はあんなに幸せそうだったのに……。勝也の態度はだんだん悪くなってきていますね。このまま28年も耐え忍んだ綾美。嫁に熟年離婚されても仕方ないですよね。