ルンルンで命名書を持ってきた不倫夫に現実を見せた話【抜き打ち訪問】

どんな不倫も決して許されるものではありませんが、特に妊娠中の不倫は、万死に値するほど罪深い行いです。その上、相手の女性を騙して不倫していたとしたら……？　今回ご紹介するのは、そんな最低な不倫夫にまつわるお話です。妻も不倫相手も手放したくないと考える夫に、まさかの「抜き打ち訪問」が訪れます。

あらすじ

妻・乙葉の才能に惚れ込み、その財力も手放したくない司。同時に、初恋の相手である和泉との不倫関係にも高揚感を感じ、どちらも今の自分には欠かせない存在だと考えていました。専業主夫になったのは乙葉を支えるためという建前を持ちつつも、高収入の妻に寄生することに甘んじていました。
そんな彼にとって、和泉との関係が乙葉にバレることは絶対に避けたいことでした。ある日、上機嫌で買い物をしていた司のもとに、和泉から「今から出張のお土産渡しに行ってもいいかな？　もうマンションの下にいるんだよね」という電話が。
焦る司は、和泉を遮って「5分で戻るからそこで待ってて！」と告げ、鬼のような形相で全力疾走。エレベーターを連打し、転がり込むように家の中に飛び込みますが、そこで目にした光景とは……？

見どころ

どちらも手放したくない

妻と不倫相手の両方を手放したくないと考える司の自己中心的な価値観。乙葉の財力も和泉との恋愛も楽しみたいだなんて虫の良すぎる話です。

和泉からのまさかの「抜き打ち訪問」

上機嫌で買い物をしていた司のもとに、和泉から突然「今から出張のお土産渡しに行ってもいいかな？という電話がかかってきました。妻の乙葉が家にいるかもしれない状況での、不倫相手のまさかの「抜き打ち訪問」は、司にとってまさに「最大のピンチ」です。

司が目にした「驚愕の光景」

全力疾走で家の中に転がり込んだ司が、そこで目にした光景とは……？　ついにバレてしまったのでしょうか……。

▽ 妻の乙葉とも、不倫相手の和泉とも別れるつもりはない司。そんな司に最大のピンチが訪れます。