「名前なら決めたけど?」ルンルンで命名書を持ってきた不倫夫に現実を見せた話【許されざる行為】
どんな不倫も決して許されるものではありませんが、特に妊娠中の不倫は、その罪深さが際立ちますよね。ましてや、愛する夫に裏切られ、その裏切りが自分にとって最も大切なものにまで及んでいたとしたら、その怒りは計り知れません。
今回は、信じていた夫の不倫の事実を知り、絶望の淵に突き落とされながらも、愛する子どものため、そして自分の尊厳のために「復讐」を誓う、「『名前なら決めたけど?』ルンルンで命名書を持ってきた不倫夫に現実を見せた話」をご紹介します。
あらすじ
人気小説家「五条静流」として活動する妻・乙葉を持つ司。妊娠8ヶ月の乙葉は、夫の不審な行動から不倫を疑い、興信所を雇います。
そして、ついに手元に届いた報告書と証拠写真によって、司が中学の同級生である和泉と不倫をしていたという衝撃の事実を知ります。怒りと悲しみで頭の中がぐちゃぐちゃになる乙葉でしたが、お腹の子どもがお腹を蹴ったことで、母親としての責任を自覚し、前に進むことを決意。
さらに証拠集めを進める中で、司が家庭の金銭を不倫相手に使っていたこと、そして、乙葉にとって神聖な仕事部屋で不貞行為に及んでいたことを知り、激しい吐き気と怒りに襲われます。自分にとって最も大切なものを穢された乙葉は、司への復讐を誓うのでした。
見どころ
妊娠中の妻への「許されざる行為」
興信所の報告書と証拠写真によって、司が不倫していた事実を知った乙葉。その写真の日付が、司が「ジムに行く」と嘘をついて出かけた日であったこと、そして相手が中学の同級生であったことなど、次々と明らかになる事実に、乙葉の心は絶望に沈みます。
妊娠中の妻を裏切り、嘘を重ねて不倫をしていた司の行動は、まさに「許されざる行為」であり、強い怒りを感じさせます。
司の「裏切り」の全貌
さらなる証拠集めに取り掛かった乙葉は、家中に隠しカメラを設置したり、通帳を確認したりする中で、司の悪事が次々と発覚します。身に覚えのない数十万単位の引き落とし履歴は、司が乙葉が骨身を削る思いで稼いだお金を不倫相手に使っていたという、さらなる裏切りを露呈させます。この金銭的な裏切りは、司の人間性を疑わせると同時に、乙葉の怒りを一層燃え上がらせる要因となります。
聖域を穢された怒り
隠しカメラの映像で、司が不倫相手を自宅に連れ込み、さらには乙葉にとって神聖な仕事部屋で不貞行為に及んでいたことを知った乙葉は、激しい吐き気と怒りに襲われます。自分が今座っている椅子の上で、司が不倫相手とコトに及んでいたという事実に、乙葉は「気持ち悪いっ…!」「私がどれだけこの仕事を大切にしてるか知ってるはずなのに よくもあんなこと…」と、怒りを爆発させます。
▽ 信じていた夫の不倫の事実を知り、絶望に暮れる乙葉。その上、彼女にとって神聖な仕事場まで穢されていたと知り、乙葉は司への復讐を決意します。この「許されざる行為」に対し、どのように「現実」を突きつけ、「復讐」をしていくのでしょうか。