「私は完璧な母親だったのに…!!」托卵妻が夫と不倫相手から見放された話
みなさんは托卵妻という言葉をご存じですか? 夫以外の男性との間にできた子どもを、夫の子どもとして育てさせる妻のことを言います。今回は托卵妻が夫と不倫相手から見放された話をご紹介いたします。
主人公の美咲は商社勤務で高収入の夫・翔太と結婚します。しかし愛情よりも遺伝子と環境を重視する現実主義の美咲は、給料も人柄もいいけれど見た目はイマイチな翔太との子どもを作ることに否定的でした。
そんなときに医師でイケメンの悠真と出会い、妊娠します。悠真との子・姫華を翔太の子として育てる美咲でしたが、翔太は自分の子なのに全く似ていないことに違和感を覚えます。そして美咲の浮気調査を依頼したところ、悠真との浮気が発覚。
翔太は美咲との離婚を決意し、弁護士に相談します。実の子じゃなくても親権がほしい翔太は、「会社でDNA鑑定がはやっていると聞いた」と嘘をつき、美咲の前で子どものDNAを採取しました。翔太に托卵がバレそうになった美咲は慌てて悠真に助けを求めますが、冷たくあしらわれてしまいます。その後のDNA鑑定の結果、翔太と姫華の間に血縁関係は認められなかったものの、美咲はしらを切り通そうとします。
しかし翔太から不倫の証拠を突きつけられた美咲は言い逃れできず、翔太から家を出て行って欲しいと言われてしまいます。子どもと家を失った美咲は弁護士事務所で離婚協議をしますが、翔太から「これが君の選んだ最良の人生だったんだよね?」「この結果が君の選択の結末だよ」と言われるのでした。
離婚協議中に逆ギレする美咲
弁護士事務所で離婚協議をする美咲。弁護士から離婚条件と離婚の承諾を問われた美咲は、その場に泣き崩れました。
夫と不倫相手から見放される
托卵で完璧な人生を送りたかったという美咲。思い通りにいかず逆ギレしましたが、弁護士の言葉に敗北を認めざるを得なかったのでした。「翔太が父親じゃ生まれてくる子が可哀相」と言われた翔太が傷つかないわけがないですよね。身勝手な理由で夫や子どもを巻き込んだ美咲の罪は重いでしょう。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。