托卵の何が悪いの? 不倫相手の子どもを産んだ女性の話【パパみたいになってほしくない!】
自分の人生のシナリオを完璧に思い描き、その通りに進めようとする女性。特に、子どもという存在がそのシナリオの一部であるとすれば、少しでも計画が狂うと、大きな怒りや失望を感じてしまうかもしれません。今回は、そんな完璧主義な母親が、思い通りにならない子どもの行動に直面し、その「完璧な人生」に綻びが生じる話をご紹介します。
あらすじ
夫ではなく不倫相手の子どもである姫華を産んだ美咲は、姫華を「私の天使」だと溺愛し、完璧な子育てを自負していました。しかし、幼稚園で姫華がお友達を叩いてしまったという知らせを受け、美咲は衝撃を隠せません。
自分の子育ては完璧なはずだと信じていた美咲は、ヒステリックに姫華を叱りつけ、怒りに任せて手を振り上げます。そこへ帰宅した夫・翔太が、その手を掴んで止めに入り、美咲のピリピリした子育てを心配する言葉をかけます。
しかし、美咲は自分の非を認めず、翔太に対し「あなたみたいにおっとりのんびりしてたんじゃ周りに舐められちゃうじゃない…!そんなふうになってほしくないのよ!」と心ない言葉を投げつけてしまうのでした。
見どころ
完璧主義な母親の暴走
姫華がお友達を叩いたという事実に逆上した美咲は、「私に恥をかかせて、どうしてくれるの!?」と、怒りにまかせて手を振りかざします。自分の思い通りにならない子どもを許せず、ヒステリックに叱りつける美咲の姿は、姫華にとっても怖かったことでしょう。
夫の優しさと妻の痛烈な一言
泣いている姫華を抱き上げ、美咲に対し優しく諭す翔太。しかし、美咲は彼の優しさを受け入れず、夫の人格を否定するような痛烈な言葉を投げつけてしまうのでした。この言葉は、美咲が翔太を軽蔑している本音でしょうね。
▽ 美咲の言葉はかなりの失言ですね。夫婦関係が心配になりますが、美咲は夫を馬鹿にしすぎているように見えます。この後、美咲の「完璧な人生」は一体どうなっていくのでしょうか。