娘の誕生日より推し活!? アイドルに夢中になった男の末路【若菜の気持ち】

2025.06.24

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ここ数年で、一気に「推し活」というワードが知れ渡り、実際に推し活に勤しんでいる方も少なくないのではないでしょうか。好きなものに夢中になっている時間は幸せそのもので、人生に彩りを与えてくれる大切な時間でもあります。しかし、自分が何を一番大切にしなければならないのか、それを見誤るととんでもないことにもなりかねません。
今回は、そんな推し活に熱中しすぎた夫を持つ女性の話をお届けします。


あらすじ

娘の誕生日にも推し活を優先した夫・純の態度に、妻の若菜はついに娘を連れて実家へ帰ってしまいました。純は若菜たちを取り戻すべく、「推し活をやめる」と宣言し、二度と推し活はしないと若菜に深く頭を下げて謝罪します。
若菜は、純が推し活にハマる前は良き夫であり良き父親だったことを思い返しつつも、彼への愛情がすでに失われていることに気づきます。純の言葉を信じきれない若菜は、彼の「推し活をやめる」という言葉に対し、静かに「推し活、やめなくていいよ」と告げ、「離婚しよっか、私たち」と、別れを切り出すのでした。

見どころ

純の土下座と若菜の複雑な心境

純が「推し活やめるよ」「二度としない」と宣言し、若菜に頭を下げて謝罪するシーンは、彼の本気度を伺わせます。
しかし、若菜は「それ、本気なの?」「やめるって口で言うのは簡単だけどほんとにやめられるの?」と問い返し、純の言葉を簡単には受け入れられない様子です。過去に推し活で裏切られてきた若菜の深い傷と、それでも彼に期待してしまう自分自身への葛藤が入り混じった複雑な心境が描かれています。

若菜の回想と失われた愛情

純の謝罪にもかかわらず、若菜の脳裏に蘇るのは、かつての純の身勝手な言動の数々です。娘との約束を破ってリオリのPV配信を優先したり、何の相談もなく宿泊を決めたり…。「もうとっくに純への愛情なんて無くなってたんだ」という若菜は、積み重なった失望と諦めが、すでに彼女の心を純から離してしまっていたことを示しています。この回想シーンは、若菜が下す最終的な決断の重みを際立たせています。

若菜の衝撃的な一言

純が「推し活、やめなくていいよ」という若菜の言葉に驚き、「え?」と顔を上げた瞬間、若菜が静かに「離婚しよっか、私たち」と告げる場面は、この話のクライマックスです。純が自身の行動で家族を失うことになるとは夢にも思っていなかったであろう、この決定的な一言は、大きな衝撃と同時に、若菜の揺るぎない決意を感じさせます。純の推し活がもたらした悲しい結末が、凝縮された形で表現されています。

▽ 推し活をやめることを決意し、頭を下げる純。ですが、若菜の純への気持ちはすでに尽きていたようです。推し活に熱中するあまり、一番大切な家族の絆を失ってしまった純。そして、愛情が冷め切ってしまったことに気づいた若菜。この離婚の決断は、彼らにとってどのような未来をもたらすのでしょうか。そして、純は本当に自分の過ちに気づき、変わることができるのでしょうか。

2025.06.24

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Written by Googirl編集部

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