娘の誕生日より推し活!? アイドルに夢中になった男の末路【最低な夫】
ここ数年で、一気に「推し活」というワードが知れ渡り、実際に推し活に勤しんでいる方も少なくないのではないでしょうか。好きなものに夢中になっている時間は幸せそのもので、人生に彩りを与えてくれる大切な時間でもあります。
しかし自分が何を一番大切にしなければならないのか、それを見誤るととんでもないことにもなりかねません。今回は、そんな推し活にはまった夫を持つ女性のお話をお届けします。
あらすじ
主人公の夫の純は、アイドル「リオリちゃん」に心を奪われ、推し活に夢中になっていました。妻の若菜が子育てで大変な中、純はリオリちゃんのライブビューイングへ。終演後、急いで帰ろうとした純は、偶然高校の同級生・崇生と再会します。彼もまたリオリちゃんのファンだと知り、意気投合した二人は、ついつい話し込んでしまいます。
娘の誕生日という大切な日にも関わらず、時間を忘れて推し活に夢中になっていた純。慌てて帰宅しますが、そこで目にしたのは、彼の想像をはるかに超える光景でした。
見どころ
止まらない推しへの情熱
純はアイドル・リオリちゃんに完全に心を奪われ、寝ても覚めても彼女のことばかり考えています。妻の若菜を一番愛していると語りつつも、リオリちゃんには「心臓をぎゅっと掴まれるような感情がある」と表現する純の様子からは、彼の推しへの情熱がどれほど強いかが伝わってきます。
危険な再会と深まる時間
ライブビューイングの帰り道、純は高校の同級生・崇生と偶然再会します。彼もリオリちゃんのファンだと知り、意気投合した二人は、推しについて語り合ううちに時間を忘れてしまいます。娘の誕生日という大切な約束があるにも関わらず、純が時間を確認せず、「少しくらいなら大丈夫」と油断してしまうシーンは、彼の行動の危険性を感じさせます。
家族への無関心と後悔
崇生との会話に夢中になり、気づけば約束の時間を大幅に過ぎていた純。妻の若菜からの大量の着信とメッセージに血の気が引き、慌てて帰宅しようとしますが、時すでに遅し。電車に乗り遅れ、走りながら若菜に電話をかけるも繋がらず、焦燥感を募らせる純の姿は、彼の行動が招いた結果の重さを物語っています。
▽ 娘の誕生日という大切な日にも関わらず、推し活に夢中になり、約束の時間を大幅に破ってしまった純。後悔と焦りの中、急いで自宅に戻りますが、そこで彼が目にしたのは、一体どんな光景だったのでしょうか。純の行動が招いた、取り返しのつかない現実とは……。