娘の誕生日より推し活!? アイドルに夢中になった男の末路【抑えられない苛立ち】
子育て中の夫婦にとって、互いの協力は不可欠ですよね。しかし、パートナーが自分の趣味に夢中になりすぎて、子育てに非協力的になったら、妻はどんな気持ちになるでしょうか? 今回は、アイドル推し活に熱中する夫と、それに苛立ちを募らせる妻の話をご紹介します。
あらすじ
夫の純は、アイドル「椎奈リオリ」の熱狂的なファン。その推し活は、純にとって日々の活力になっているようですが、アイドルが絡むと途端に理性が利かなくなってしまいます。そんな純の姿に、妻の若菜の体力と精神は徐々に削られていき、優しく接することができなくなっていました。
ある日、若菜が娘のミルクを頼んだにもかかわらず、純は自分のおやつを優先。若菜が怒っても、純は聞く耳を持たず、挙句の果てには「子どもを産んでから冷たくなった」と若菜を責める始末。若菜は、純のあまりに身勝手な呆れを通り越すのでした。
見どころ
夫の推し活がもたらす妻の苛立ち
純にとってアイドルは「日々の疲れを癒やすオアシス」であり、活力になっているのは事実。しかし、その推し活が原因で、妻の若菜は徐々に純に優しくできなくなっていました。推し活に夢中になるあまり、家族への配慮を欠いてしまう純の行動が、若菜の心に小さなストレスを積み重ねていくのでした。
子どもより自分優先の夫
若菜が娘のミルクを頼んだにもかかわらず、純は「急にお腹空いたから」と自分のおやつを優先。これに対し、若菜が「普通自分のことより子供優先でしょ!」と正論をぶつけるも、純は「たかだか2、3分の話だし別によくない?」と、まったく悪びれる様子がありません。
妻への逆ギレ
仲直りしようと歩み寄る純でしたが、若菜がスキンシップを拒否すると、純は一転して不機嫌になります。「子供産んでから俺に冷たくなったよね」と、自分の非を顧みず、妻を責める純の言葉に若菜の怒りは頂点に……。
▽ 小さなストレスが積み重なり、些細なことで純に苛立ってしまう若菜。その原因を作っているのが自分だと知らずに、純は呑気なものですね。推し活と家族のバランスを見誤った純は、これからどんな末路を辿るのでしょうか。