娘の誕生日より推し活!? アイドルに夢中になった男の末路【本当に分かってる…?】
「推し活」という言葉がすっかり定着し、私たちの日常にも浸透してきましたね。好きなものに熱中できる時間は、幸せそのもの。しかし、夢中になるあまり、本当に大切なものを見失ってしまうこともあるかもしれません。今回ご紹介するのは、そんな推し活に夢中になりすぎた夫を持つ妻の話をご紹介します。
あらすじ
推しのアイドル「リオリ」のライブのために急に県外へ遠出してしまった夫の純。コンサートの合間にも、ランチや聖地巡礼の写真をたくさん送ってくる純に対し、妻の若菜は返信する気力もありません。コンサートから帰宅する時間を尋ねる若菜に、まともな返信一つしない純に、若菜の怒りは募ります。
深夜0時過ぎにようやく帰宅した純を、笑顔で迎える若菜。しかし、それは皮肉な笑みでした。相談もなく宿泊を決め、終電間際に帰ってくるという自己中心的な行動を認めない若菜は、冷たく批判し責めます。初めての遠征だったと弁解する純ですが、満喫した様子の写真を見ていた若菜は納得できません。
結局、若菜は厳しく要求し、純に二度と相談なしでチケットを取らないこと、そして県外遠征は今後禁止であることを約束させます。
一見、反省した様子の純でしたが、夜中に目を覚ました若菜が目にしたのは、風呂にも入らずリオリのライブ映像に夢中になっている純の姿でした。
見どころ
自己中心的な実況
コンサートの状況や巡礼地の写真を逐一送ってくる純。リオリと同じ席に座れたことをうれしそうに報告していますが、本当に必要なのは若菜への謝罪と気遣いあるメッセージではないのでしょうか……。
冷たい笑顔の裏側
深夜にようやく帰宅した純を迎える若菜。「いいご身分だこと」という皮肉たっぷりの言葉には、コンサートに行っている間の若菜の苦労や不満が凝縮されています。
反省の色なし
厳しく注意されたにも関わらず、夜中に風呂も入らず平然とリオリのライブ映像を見ている純の姿。表面的な反省だったのでしょうか……。
▽ コンサート遠征を満喫し、ようやく帰宅した純に、溜まりに溜まった不満をぶつける若菜。形式的には反省した様子の純でしたが、その後の彼の行動には反映されていない様子? 若菜の厳しい言葉は、果たして彼に届いているのでしょうか……。