うまくいってると思ったのに…妻に離婚を言い渡された話【スイーツのおみやげ】
長年夫婦として生活する中で、小さな不満が積もり積もって、いつか爆発する、なんてことも……。今回は「うまくいってると思ったのに…妻に離婚を言い渡された話」の中から、スイーツを買って帰った夫のあきれた発言をご紹介します。
あらすじ
圭介は、45歳の会社員。ちょくちょく妻や娘に空気の読めない発言をしては、ドン引かれている。
妻の麻里は、そんな夫に対し、怒りをあらわにするものの、反論はしない。というのも、「もはや反論しても無駄だ」と、妻が完全にあきらめているからだった……。
職場でも空気の読めない圭介。嫌がる部下を飲みに誘い、キャバクラに強引に連れて行こうとする。
圭介は「飲みに行くのも男のたしなみ」と考えており、仕事帰りに行きつけのキャバクラで豪遊する日々。家庭も部下も大切にする立派な男だと勘違いをしている。
圭介の無神経な発言は、麻里に対してだけではない。娘の莉奈に「可愛げがないな」「思春期か?」とデリカシーのない発言をしておきながら、圭介は「女性の身体を配慮できる父親なんて滅多にいない」「俺みたいな父親がいて莉奈は幸せだな」と自惚れるだけ。妻と娘の心が離れていることに、気づきもしないまま……。
見どころ
「買って帰ってやるか」
コンビニスイーツを買って帰ろうとした圭介。またしても「買って帰ってやるか」「女なんて甘いもん食わせればOKだろ」と、自分がいい父親だと自惚れている。
デリカシーのない発言
賞味期限間近で、値引きされているスイーツを買ってきた圭介。帰宅した途端「賞味期限今日までだから」「今すぐ食ってくれ」と一方的に押し付ける。莉奈が拒否すると、「ダイエットか?」「お前少し顔が丸くなってきたもんな」とデリカシーのない言葉をぶつける。
家族サービスを思いつく
麻里にビールのグラスを要求し、ソファでテレビを観る圭介。するとテレビでドライブ特集がやっており、家族サービスを思いつく。
妻と娘のためというよりかは「家族のためにスイーツを買っている自分」に陶酔しているだけですよね……。なにをするにも自分基準であきれてしまいます。