「親友になれると思ったのに…」ママ友と夫に裏切られていた話【娘が泣くたびに…】
子育てをしていると、同じ境遇のママ友の存在は心強いもの。ランチをしたり、子どものことを相談したりするうちに、まるで親友のような関係になれることもありますよね。
しかし、そんな大切な存在だと思っていたママ友から、まさか裏切られてしまうなんて……。今回は、ママ友と夫に裏切られていた話の中から、夫と不倫相手のママ友の産後をご紹介します。
あらすじ
舞花は、不倫の末に洋一との子・ユイナを出産しました。しかし、洋一と妻との離婚がなかなか成立せず、さらに実母や洋一の両親からも見放され、精神的にも肉体的にも育児に疲弊していく舞花でした。そんな中、洋一が育児に協力しようとしますが、疲労とストレスで余裕のない舞花は、つい冷たくあたってしまいます。
そんな舞花の態度に洋一は、かつての妻の方が育児が上手だったという信じられない言葉を口にし、舞花の怒りは頂点に達します。
ついに、舞花は洋一に哺乳瓶を投げつけてしまい、「離婚もしないくせに!」と感情を爆発させるのです。二人の間には深い亀裂が入り、舞花は何も言わずに部屋を出て行ってしまいます。舞花は、泣き続けるユイナの声を聞きながら、自分が犯した過ちと孤独に押しつぶされそうになるのでした。
見どころ
限界寸前の舞花
夜泣きでほとんど寝られず、疲労困憊の舞花。洋一は「代わるよ」と気遣いを見せるも、舞花はどこかイライラしている様子です。ついには余裕がなく、洋一に声を荒げてしまうのでした。
追い打ちをかける夫の言葉
イライラしている舞花に「ミサトはもっと上手く子育てしてたぞ」と、洋一はついに彼の妻を引き合いに出してしまいます。この心ない一言は、舞花の張り詰めていた感情を一気に爆発させます。
張り詰めた感情の爆発
洋一の最低な発言は舞花のこれまでの苦労を全否定するに等しいものでした。耐え忍んでいた感情が爆発し、舞花は手に持っていた哺乳瓶を洋一に投げつけます。育児だけでなく、離婚のことなどたまりにたまった不満があふれ出てきたのでした。
▽ 誰にも頼ることができず、孤独の中で育児に奮闘する舞花の姿は痛々しいですが、全ては彼女自身の選択の結果です。夫の心ない言葉が引き金となり、二人の関係はさらに悪化の一途を辿ります。