「親友になれると思ったのに…」ママ友と夫に裏切られていた話【離婚届】
もし信頼していたママ友に裏切られたら、どんな気持ちになると思いますか? しかも、その裏切り行為が自分の夫との不倫だとしたら、絶対に許すことはできませんよね。今回は「ママ友と夫に裏切られていた話」の中から、離婚届を渡された話をご紹介します。
あらすじ
ファミレスでパートをしながら、保育園に通う息子・翔太を育てるミサト。夫とも仲良く暮らす平凡な主婦だった。ある日パート先に、同じ保育園に通っているママ友・舞花が、客として来店。その出会いが、親友になるきっかけとなった。
仲良くなった舞花のことを、夫・洋一に紹介したミサト。舞花を前にして、どこかぎこちない様子の洋一だった。ミサトは「人見知りだから」と思い、特に気にすることもなく「今度一緒に遊園地に行こう!」と提案をした。
遊園地に遊びに行った日、2人きりになった洋一と舞花。実は舞花は、洋一の元カノだった。洋一とは結婚まで考えたものの、舞花の父の反対により破局した。舞花はその後違う男性と結婚したものの、現在は離婚してシングルマザー。もちろんこのことをミサトにバレるわけにはいかないため、2人だけの秘密にすることに。
舞花の家族と一緒に、温泉旅行に行ったミサトたち。すると、夜中に洋一と舞花の不倫現場に遭遇してしまう。ずっと舞花を友達だと思っていたミサトは大きなショックを受け、翌日翔太と一緒に家に帰ることにした。
洋一から、舞花との不倫について事情を聞くミサト。洋一は「俺は離婚して舞花と一緒になりたいと思ってる」と、なんと離婚を切り出してきた。
離婚したい洋一、逆ギレして反省もしない舞花。そんな身勝手な2人を見て、ミサトは離婚しないことを宣言した。
舞花に慰謝料を請求するなら「俺が家計から払う」と言った洋一。洋一は、ミサトや翔太のことよりも、舞花のことしか考えていなかった。
見どころ
離婚届を渡されたミサト
さらに洋一は、ミサトに離婚届を渡した。洋一は「離婚しないなら慰謝料は家計から払う」と頑なに意思を曲げなかった。
舞花を守っていく
舞花に対する気持ちは本物だとして「離婚してこれからは舞花を守っていく」と、残酷な言葉をミサトに投げ捨てるのであった……。
子どものために離婚はしない
洋一の気持ちを知り、離婚するしかないと考えたミサト。だが、翔太の「パイロットになりたい」という夢を思い出す。離婚して慰謝料と養育費をもらうより、離婚せずに婚姻費用を払ってもらうほうが、翔太のためになるのではないかと考えた。
不倫しておいて離婚を切り出すなんて、頭の中がお花畑状態になっているんでしょうね……。離婚して縁を切ったほうがスッキリすると思いますが、お金のことを考えたらあえて離婚しないのも選択肢の一つかもしれません。