好きな人にあげた誕生日プレゼントがフリマアプリに出された話【せ、先輩…⁉】
初恋の彼女に贈った大切な誕生日プレゼントが、まさかフリマアプリに出品されているなんて……。そんな衝撃的な出来事を乗り越え、自分の気持ちと向き合い始めた専門学生のユウタ。カレンはユウタへの罪悪感でいっぱいになりました。今回は、そんな竹内先輩と、彼女を心配するユウタ、そしてなにやら含みのあるカレンの間で繰り広げられる話をご紹介します。
あらすじ
竹内に呼び出され、カフェで顔を合わせたカレン。するとそこへ、竹内からのメールを見て慌てて駆けつけたユウタが現れます。「まさかこの前のこと本当に……?」と問い詰めるユウタに、「ユウタ君、ちがっ……」とカレンは言葉を詰まらせます。さらにユウタは、「カレンさんに失礼なことしてませんよね⁉」と、カレンを庇うように竹内と対峙。竹内が「別に~?なんにもしてね~し~?」ととぼける中、ユウタはカレンに「ごめんなさい……」と謝ろうとします。
しかし、逆に「ごめんなさい!」と頭を下げたのはカレンでした。「竹内先輩の言うとおり調子に乗りました。ユウタくんは他の軽い男とは違うのに、わかってなかった」と 謝罪。
そして、「好きでいてくれたのに気持ちを雑に扱ってごめん。竹内先輩もごめんなさい。忠告…ありがとうございます」と二人それぞれに謝罪の言葉を述べます。そんなカレンに、ユウタは優しい笑顔で「……でも危ないこともあると思うんで、もうしないでくださいね。これからは自分を大切にして好きな人とデートしてください」と告げるのでした。
見どころ
修羅場に現れたヒーロー
竹内と二人きりのテラス席に、息を切らせて駆けつけたユウタ。「お、おつかれじゃないですよ!いきなりあんなメール送ってきて」というセリフからも、彼の焦りと心配が伝わってきますよね。好きな女性が元カレに何かされているのではないかと、いてもたってもいられなかったのでしょう。
カレンを守るユウタの行動
「カレンさんに失礼なことしてませんよね⁉」と、竹内とカレンの間に入り、彼女を守ろうとするユウタ。自分の気持ちを踏みにじられたにも関わらず、カレンの身を案じる彼の優しさに胸が締め付けられます。守られたことに驚いているカレンの表情も印象的です。
ユウタの優しい言葉
頭を下げたままのカレンに、ユウタは「……でも危ないこともあると思うんで、もうしないでくださいね。これからは自分を大切にして好きな人とデートしてください」と、温かい言葉をかけます。彼の穏やかな笑顔からは、カレンへの深い思いやりが感じられます。過去の出来事を水に流し、彼女の幸せを願う彼の優しさに、心を打たれるのではないでしょうか。
▽ 自分の過ちを認め、素直に謝罪したカレン。そして、そんなカレンの気持ちを受け止め、優しく諭すユウタ。二人の間には、新たな関係性が築かれ始めたのかもしれません。ユウタの最後の言葉は、カレンにとって大きな一歩となるはずです。これからは、自分の気持ちを大切にして、本当に好きな人と幸せな時間を過ごしてほしいですね。