「一緒におばあちゃんになろう」モラ彼の洗脳から逃げ出した話【桃華の決意】
自身の権力を誇示し、桃華を脅しにかかるゆず子のモラハラ彼氏・澄。もし彼に逆らえば、夢だったデザイナーの仕事を失うかもしれません。それでも桃華は、親友ゆず子を救うため、澄と対峙するのでしょうか?今回は、澄との対決を終えた桃華が、胸に新たな決意を固める話をご紹介いたします。
あらすじ
話し合いの中で、ボイスレコーダーでの録音に気づいてるにもかかわらず澄は、相変わらず高圧的な態度で桃華を脅します。彼は、もしゆず子が別れを望めば、桃華とゆず子のデザイナー人生は終わると言い放ち、桃華を追い払うかのように煽ります。
タクシーで帰宅する桃華は、澄の言葉が単なる脅しではないと確信し、彼の冷酷さに震えます。家に着くと、心配して待っていたゆず子が桃華に抱きつき、その優しさに触れた桃華は、澄に負けないと固く決意するのでした。
見どころ
澄の歪んだ自信と支配欲
桃華がボイスレコーダーで録音していることにも構わず、澄は余裕の笑みを浮かべながら「ゆず子が僕と別れたいなどと言い出したら、あなたたちのデザイナー人生が終了するだけだ」と告げます。この言葉からは、彼がいかに自分の権力と影響力を絶対的なものと信じ、相手の人生をコントロールできると考えているかが伺えます。
澄への認識
タクシーに乗り込み、澄が去った後の桃華は、彼の言葉が単なる脅しではないと強く感じています。「あの人は自分の思い通りにするためなら、他人の1人や2人、平気で排除する人間だ」という桃華は、澄の本質を正確に見抜いているようですね。
ゆず子の優しさと桃華の決意
帰宅した桃華を、心配そうに待ち構えていたゆず子が抱きしめます。「心配したんだからね!」というゆず子の言葉に、桃華は驚きながらも優しく抱き返します。そして「だから私は、絶対に逃げない!白月澄に負けないわ」と心の中で決意を固めるのでした。
▽ 澄との対決を終え、その言葉が脅しではないと確信した桃華。しかし、帰宅した彼女を待っていたのは、心配し、優しく抱きしめてくれるゆず子でした。ゆず子の存在が桃華に大きな力を与え、彼女は澄に絶対に負けないと固く決意します。