「一緒におばあちゃんになろう」モラ彼の洗脳から逃げ出した話【権力】

澄の暴言を録音し、優位に立ったはずの桃華でしたが、澄は突然笑い出し、自らの「権力」を誇示し始めます。今回は、澄が白月家の権威を盾に桃華を追い詰める、緊迫の交渉を描いた話をお届けします。

あらすじ

ボイスレコーダーで澄のモラハラを記録し、それを突きつけて反撃に出た桃華。しかし澄は動じることなく、余裕の表情で「白月家」の絶大な権力と、自身がデザイン業界のトップに君臨する天才であることを語り始めます。 澄は、桃華とゆず子がデザイン業界から抹殺されることなど息をするより簡単だと脅し、さらには桃華の会社「ルミニア」まで潰せると言い放ちます。思わず立ち上がる桃華に対し、澄は冷静にボイスレコーダーを渡し、二度とゆず子に会わないことを条件に、桃華がデザイナーとして生きる道を提示します。卑怯者と罵る桃華に、澄は「権力は、行使するために存在する」と言い放ち、「ゴミクズの分際で二度と僕に意見などするな！」と、これまでにない冷酷な言葉で桃華をねじ伏せようとします。

見どころ

澄の「不気味な笑い」と豹変

ボイスレコーダーを突きつけられ、追い詰められたかに見えた澄が突然笑い出すシーンは、大きな衝撃を与えます。その後の澄の態度の豹変ぶりは、彼の本質的な恐ろしさを際立たせています。単なるモラハラ男ではない、底知れない闇を抱えた彼の姿に注目です。

澄の「息をするより簡単」な脅迫と桃華の絶望

澄の底知れない悪意と権力への執着が爆発します。彼は、まるで冗談を言うかのように両目を大きく見開きながら、「君とゆず子をデザイン業界から抹殺することなんて息をするより簡単なことだ」と言い放ちます。さらに畳みかけるように「なんなら、ルミニアも潰してあげようか？」と、桃華が働く会社まで標的にします。このあまりにも冷酷で絶対的な脅迫は、桃華を精神的に追い詰めるだけでなく、深い絶望感を与えます。澄の言葉が突き刺さる桃華の表情に注目すると、この脅迫がいかに彼女を追い詰めているかが伝わってきます。

澄の「ゴミクズ」発言と桃華のプライドが衝突する瞬間

澄の暴虐ともいえる言葉が桃華に突き刺さります。「ゴミクズの分際で二度と僕に意見などするな！」この発言は、単なる侮辱を超え、権力を持たない人間を徹底的に支配しようとする澄の本質をむき出しにしています。

▽ 澄の怒りは、自身の家柄と権力を誇示する傲慢な言葉へと変わりました。彼は桃華とゆず子のデザイナーとしての未来を奪い、会社を潰すとまで脅しをかけます。愛しているからこそ離さないという歪んだ愛情を語りながら、モラハラ言動で桃華を徹底的に見下す澄。彼の絶対的な権力に対し、桃華はどのように立ち向かうのでしょうか。