「一緒におばあちゃんになろう」モラ彼の洗脳から逃げ出した話【手強い相手】
親友が、もしモラハラ気質の彼氏に洗脳されてしまったら…? そして、その彼氏があなたに直接対決を挑んできたら、どうしますか?今回ご紹介するのは、まさにそんな状況に直面した主人公・桃華のお話です。親友を救うべく、彼女のモラハラ彼氏・澄との一触即発の対決が始まります。
あらすじ
親友・ゆず子を救うべく、澄に挑む桃華。澄は桃華にゆず子につきまとうのをやめるよう要求し、ゆず子を自分がいなければ何もできない「か弱い女性」だと挑発します。
桃華は冷静に反論し、ゆず子が自立したデザイナーであることを指摘しますが、澄はゆず子の成功は全て自分のおかげだと主張。別れたらゆず子は生きていけないとまで言い放ち、桃華に二度と関わるなと忠告するのでした。
見どころ
澄の不敵な挑発と桃華の冷静な反論
「いつまでもくだらない友情を盾にしてゆず子につきまとうのはやめてください」と、不敵な笑みを浮かべて挑発する澄。しかし、桃華も鋭い口調で切り返し、冷静に反論します。澄が単なるモラハラ男ではない「手強い相手」であるようですね……。
桃華の知っているゆず子
桃華が「ゆず子は自分の意見をしっかり持った自立した大人の女性です」と力強く反論し、さらに「自分がいないと何もできないって白月さんがそう思いたいだけでしょう?」と突き刺すような視線で澄を見つめます。
澄が語る衝撃の真実と桃華の怒り
ゆず子のデザイナーとしての成功が全て自分のおかげだと主張する澄の言葉は、桃華にとって予想外の衝撃を与えます。「僕がゆず子にガラス細工のデザインを教えたんだ。仕入れ先も取り引き先も全部僕が紹介した」と、まるでゆず子の功績を自分のものだと語る澄の姿は、彼の傲慢さと、ゆず子を完全に支配下に置いているという歪んだ自信を表しています。
▽ 桃華のことを、どこか見下したような態度の澄にイライラする桃華ですが、なんとか冷静に対応します。しかし、澄は恋人であるゆず子のことすら、見下していました。桃華は、果たしてこの「手強い相手」から親友を救い出すことができるのでしょうか。