「一緒におばあちゃんになろう」モラ彼の洗脳から逃げ出した話【対決】
モラハラ彼氏の洗脳から逃れるには、強い勇気と、自分を信じる心が不可欠ですよね。そんな恋人の奇妙な束縛から抜け出せずにいる女性・ゆず子と、彼女を心配する親友・桃華。今回は、「モラ彼の洗脳から逃げ出した話」の中からモラ彼との対決が始まりそうな話をご紹介します。
あらすじ
モラハラ彼氏・澄の支配によって、友人との交流を断ち、自分らしさを失っていたゆず子。しかし、澄の言動が、横暴だった祖父のそれと同じだと気づいたことをきっかけに、洗脳から覚め始めます。
そして、ついに勇気を出して、澄に自分の意思を伝えることを決意。澄が自宅にいる夜、ゆず子は明日、友人である桃華と食事に行くこと、そして澄には自分のマンションに戻るよう告げます。ゆず子の発言に激怒する澄は、桃華とは会わないという約束を忘れたのかと責め立てますが、ゆず子は怯むことなく、澄の支配から抜け出すことを宣言するのでした。しかしやはり一筋縄ではいかないようで……?
見どころ
ゆず子の勇気ある一歩
澄との食卓で、ゆず子は毅然とした態度で「明日の夜は出かけます。桃華と食事の約束をしたの」と告げます。この一歩は、これまで澄に支配され、自分の意思を押し殺してきたゆず子にとって、計り知れない勇気を要する行動だったでしょう。
澄の怒りと支配欲
ゆず子の言葉に、澄は持っていたグラスをテーブルに叩きつけ、「桃華さんとは会わないって約束したのを忘れたの? 僕の言う通りにするって言ったよね?」と、怒りを露わにし、ゆず子を責め立てます。さらには「だからゆず子はバカなんだ」など、恋人に言う言葉ではないですよね。
覚醒したゆず子の反撃
最初は澄の迫力に怯むゆず子でしたが、勇気を出して「私は確かに頼りないけど、バカじゃないわ。そんな風に決めつけないで!」と反論します。そして、「友達くらい自分で選べます」と、自分の意思をはっきりと宣言します。ゆず子の見たことのない姿に澄も思わず眉をひそめるのでした。
▽ 勇気を出して澄へ自分の意思を示したゆず子。彼女の覚醒は喜ばしいことですが、もちろん澄がそれを許すはずもありません。ゆず子の反撃に対し、澄はどのような行動に出るのでしょうか。いよいよ、二人の「対決」が本格的に始まりますね。