「太った女に価値はない！」最低エリート男を一刀両断した話【彼氏はいないけど…旦那ならいるよ】

「痩せてキレイになれば、きっと幸せになれる」。そう信じて必死に努力してきた女性、彼氏には「太った女に価値はない」と公言するような男でした。ただ同級生の杏子には彼氏もいないと思っていたようで？　その同級生に「彼氏はいないけど…旦那ならいるよ」と言われた話をご紹介します。

あらすじ

ダイエットに励み、憧れのイケメンエリート・律と付き合うことになった舞花。しかし、律は「太った女に価値はない」と公言するような男で、舞花は彼に嫌われたくない一心で、常に体重を気にする窮屈な日々を送っていました。そこに現れたのは、高校時代の同級生である杏子でした。杏子は、痩せることばかりに囚われる舞花を優しく諭しますが、舞花は聞く耳を持ちません。「私は…もう二度とあの時みたいな　惨めな思いをするのはイヤなの！ 痩せてキレイになって一流企業に就職してみんなが羨むような彼氏を作るのが夢だったのよ！」とムキになって叫びます。倒れている律に駆け寄った舞花に、同僚の絹江が衝撃の事実を告げるのです。「逢坂さんをエリートでイケメン女性社員の憧れだと思っているのは、琴原さんだけだよ？」と。

見どころ

涙の理由

必死に涙を拭う舞花。しかし、その手は震え、涙は止まりません。「どうしていいか分からない…」。言葉にならない舞花の心の叫びが、痛いほど伝わってきます。大好きなプリンを前にして、彼女の心に去来したものは一体何だったのでしょうか。

杏子の叱咤激励

涙を流す舞花に、杏子は少し怒ったような、でも心配そうな表情で語りかけます。「体が悲鳴を上げてると、心だって病気になるんだよ」「何かに夢中になると周りが見えなくなるとこ、全然変わってないんだから！」。まるで母親が子供を叱るような、力強い言葉が胸に突き刺さります。

まさかの既婚者!?

「男はみんな痩せてる女が好きなんだから！ 結局、杏子は彼氏だっていないでしょう？」と挑発する舞花に、杏子は真顔で「彼氏はいないけど…旦那ならいるよ」と衝撃の一言。舞花のドヤ顔が一瞬で崩れ去る様子と、杏子の笑顔の対比が面白いですね。

▽ 「太った女に価値はない」と言い放つ最低男・律の化けの皮が剥がれ、さらに同僚・杏子のまさかの結婚という衝撃の事実が明らかになりました。外見ばかりを気にする舞花と、そうではない価値観を持つ杏子の対比が鮮やかでしたね。特に、杏子のさりげない一言が、舞花にとって大きな衝撃となったことでしょう。この一件を通して、舞花の価値観はどのように変化していくのでしょうか。