「太った女に価値はない!」最低エリート男を一刀両断した話【舞花の涙】

2025.04.30

  • Twitterでシェア
  • f Facebookでシェア
  • B!はてなブックマーク

今回はダイエットを強要する最低なエリート男を、主人公の杏子が豪快な背負い投げで打ちのめしたその後をご紹介します。「太った女に価値はない!」なんてひどい言葉、許せませんよね! 杏子の渾身の一撃、最低なエリート男に響いたでしょうか?


あらすじ

舞花の彼氏、律からのひどい言葉に我慢できず背負い投げをしてしまった杏子。唖然とする舞花に杏子は、テーブルの上のプリンを舞花に差し出します。「甘いものを食べて脳に栄養がまわれば、この男がどれだけ最低なヤツかちゃんと分かるよ」と諭す杏子に、舞花は反発しますが、杏子の言葉に次第に言葉を失っていきます。
改めて杏子は「舞花ちゃんを思いながら作った」という手作りプリンをそっと舞花に持たせます。杏子の優しさに触れ、舞花は以前、杏子の仕事仲間である達也から聞いた言葉を思い出します。「数年ぶりに会ったあなたのことを今でも友達だって本気で思ってるんです」「そこに転がってるもう食えない弁当は、杏子さんがあなたを思いながら心をこめて作った料理だ」。
杏子の温かい気持ちが込められたプリンを一口食べると、舞花の表情は一変。
「おいしい!」と笑顔がこぼれます。杏子が「やっぱり舞花ちゃん今でもかぼちゃ味が好きなんだね」と優しく語りかけると、舞花の頬には、自分でも気づかない涙が伝うのでした。

見どころ

背負い投げされた律と冷静な杏子

背負い投げされ、魂が抜けたような表情で倒れた律と、腕を組み、冷たい視線を送る杏子。舞花の身に起こった理不尽な状況と、それに対する杏の怒りが静かに伝わってきます。

「最低なヤツかちゃんと分かるよ」

舞花の反論を遮り、「エリートでイケメンでもこの男は最低だよ」と毅然とした態度で言い放つ杏子の言葉。外見や肩書きではなく、相手を思いやる気持ちこそが大切だと教えてくれます。自分の大切な人を傷つける人間は、どんなにスペックが高くても最低だと断言する杏子の強さに、胸が熱くなります。

あふれる涙の理由

杏子の優しさが詰まったプリンを口にした途端、理由もわからず涙がこぼれてしまう舞花。それは、杏子の温かい気持ちが、舞花の心に深く染み渡った証拠なのでしょう。

▽ 今回は、最低な男を一刀両断した杏子の痛快な行動と、彼女の優しさに触れて思わず涙する舞花の姿が描かれました。自分でも気付かずに頬を流れる涙の意味を、舞花自身が理解する時は来るのでしょうか? 杏子の友情と優しさが、舞花の心をゆっくりと解きほぐしていくのかもしれませんね。

2025.04.30

  • Twitterでシェア
  • f Facebookでシェア
  • B!はてなブックマーク

記事を書いたのはこの人

Avatar photo

Written by Googirl編集部

女子力向上をめざす応援サイト! オシャレ、美容、恋愛など海外の最新ニュースを毎日配信!