「太った女に価値はない!」最低エリート男を一刀両断した話【本当の友達】
「周りからどう見られるか」を気にするあまり、太ることを異常に恐れる人っていますよね。そしてそういう人は、過去に「体型のことでバカにされ、傷ついた」なんて過去があることも……。今回は「最低エリート男を一刀両断した話」の中から、杏子が本当の友達だった話をご紹介します。
あらすじ
モラハラ気質の彼氏・律の言葉に、ついに怒りを爆発させた杏子。「太ったら女として価値がない」という律に対し、「あんたの値打ちは、1袋50円のモヤシ以下だわ!」と強烈な一言を浴びせる。さらに、杏子は律の彼女である舞花にも矛先を向け、舞花の容姿の変化を指摘。「今のあなたは、全然キレイじゃない」と、厳しい言葉を投げかける。杏子の言葉に、舞花はハッとし、自分の頬に触れてみるが、そこにはカサカサとした感触が…。
見どころ
本当の友達
杏子は、舞花が「キレイになるため」に無理なダイエットをしていることを知ると、「ちゃんと鏡を見てる!?見たい自分しか見てないんじゃないの!?」と問いかける。そして、「舞花ちゃん、肌も髪もボロボロで、おばあちゃんみたいだよ!」と、あえて厳しい言葉で舞花に現実を突きつける。杏子の言葉に、舞花はハッとし、自分の頬に触れてみる 。
絹江の告白
杏子の言葉を受け、舞花の先輩社員である絹江が、実は舞花のことを心配していたと告白する。「ここ最近、急に痩せて顔色も悪いし、無茶なダイエットはダメって、何度も言おうと思ったんだけど…」と、心配していたことを明かす。しかし、「言ってもどうせ聞いてもらえないと思って、諦めてたの」と、伝えることを躊躇していたようだ 。
友達だからこそ
絹江は、杏子が舞花に厳しい言葉をかけたのは「琴原さんの本当の友達なのね」という気持ちからだと語る。「言いにくいことをハッキリ言ってくれるのは、本当に心配してくれてる人だけよ」という絹江の言葉に、舞花は「…友達?」とつぶやき、杏子を見つめ返す 。
▽ 心から舞花を思うからこそ、嫌がられてもお節介を焼き続けた杏子。そんな杏子の思いに、舞花は気付くことができるのでしょうか。