「太った女に価値はない!」最低エリート男を一刀両断した話【友達ごっこ】
「周りからどう見られるか」を気にするあまり、太ることを異常に恐れる人っていますよね。そしてそういう人は、過去に「体型のことでバカにされ、傷ついた」なんて過去があることも……。今回は「『太った女に価値はない!』最低エリート男を一刀両断した話」の中から、主人公が容姿を侮辱された上にお節介だと言われた話をご紹介します。
あらすじ
食べることが何より好きな主人公の杏子は、お弁当屋さんで働いている。そんなある日、杏子は営業先で高校時代の友人・舞花にばったり再会する。
ふくよかな体型の杏子に比べ、ほっそり痩せている舞花だが、実は舞花も高校時代はふくよかな体型だった。しかし舞花は、そんな過去を誰にも知られたくない。というのも、高校時代に告白した男子に、暴言を吐かれたトラウマがあるから。
ある日の夜、杏子は仕事帰りの舞花に遭遇する。社会人になって瘦せた舞花は、大柄な杏子に対し執拗に冷たい言葉を浴びせる。
するとそこに舞花の彼氏・律が現れる。ボリュームのあるお弁当を見て、杏子のことを見下してバカにする。
見どころ
「太った女が大嫌い」
失礼な発言ばかりする律に、冷静に反撃した杏子。すると痛い所をつかれた律は「太った女が大嫌い」「二度と俺の目の前にみっともない体を見せるな」とキレて、杏子が作ったお弁当を投げ捨ててしまった。
達也のフォロー
その様子を見ていたスタッフの達也が、杏子のことを庇う。お節介な部分はよくないとしつつも、純粋でやさしい杏子への理解を示す達也。舞香に対し、お礼を言ったらどうかと促す。
「二度と余計なお節介をしないで!」
舞花は「高校時代に仲良くしていたのは自分が優越感に浸れるから」「親友ごっこをしてただけ」「あの頃と変わらない杏子を見ているとイライラする」「二度と余計なお節介をしないで!」と言い放ち去ってしまった。
人の見た目を、よくここまで侮辱できますよね……。過去のコンプレックスやトラウマが、歪んだ価値観を形成してしまっているのかもしれません。