「俺はできるからって態度とって!」育児疲れの妻を支えてきたはずが逆に追い詰めてしまっていた話

育児で落ち込んだり疲れ切ってしまったりするのは、ママなら誰もが経験することだと思います。わけもわからず、情緒不安定になってイライラすることもありますよね。そんな奥さんを支えようと旦那さんが奮闘しても、逆効果になる場合もあるようで……? 今回は、育児疲れの妻を支えてきたはずが逆に追い詰めてしまっていた話をご紹介いたします。
主人公・まゆみは25歳の元保育士。結婚を考えていた彼氏がいましたが、保育士の仕事が忙しくてフラれたことがきっかけで、現在は事務職の仕事をしています。そしてまゆみは、わけあって姉と姉の娘と一緒に暮らしています。
まゆみの姉・ほのかは、夫の不倫が原因で離婚すると言って、まゆみの家にやってきました。そして今は、インフルエンサーを目指す姉のために、撮影の手伝いをさせられながら生活をしています。
そんなほのかは、まだ離婚をしていないのにシングルマザーと嘘をついてアカウントを作成していました。しかし、インフルエンサーでやっていこうと考えているだけで、仕事に就こうともせず、さらには夫の不倫を問い詰めようともしないほのかを見て、まゆみは心配になってしまいます。いろいろアドバイスをしても言い訳ばかりして、次第に育児もしなくなってきたほのかに対して、まゆみは不信感が募ります。
ある日、インスタの投稿がバズったと喜ぶほのか。インフルエンサーになれたと舞い上がるほのかでしたが、アンチコメントで溢れていて涙を流します。そんなほのかを見ていたたまれなくなったまゆみは、バズったお祝いを提案します。ほのかも前向きになり、収益化するためにもっとインフルエンサーの活動に力を入れると意気込みますが、今の生活が続くことにまゆみは戸惑ってしまいました。
ほのかのお祝いパーティーをするための買い出しをしていると、見知らぬ番号から電話がかかってきました。その相手は、ほのかの夫・連太郎でした。連太郎に呼び出されて会うことになったまゆみは、なぜ不倫して家族を裏切ったのかを問い詰めます。しかし、間違いを犯したのは「ぼくじゃなくて、ほのかなんです」と言われて、不倫したのは姉だったことを知りまゆみは驚いてしまいました。
ほのかは出産してから、だんだんと変わっていったと話す連太郎。育児でどんどん疲れ果てていき、心配になった連太郎は積極的にほのかをサポートをしていました。しかし、器用になんでもこなす連太郎が、ほのかにとってはプレッシャーになっていたようで……。
支えてきたつもりが逆効果







一人の時間を作ってあげるように
情緒不安定なほのかを休ませるために、一人の時間を作ってあげるようにした連太郎なのでした。疲れている妻をサポートしたらそれが逆効果になってしまうなんて、複雑ですよね。奥さんも行き場のない怒りや悲しみを解消できず、やさしい旦那さんにきつく当たってしまうのかもしれません。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。