熱心な言葉に心打たれて涙…いじめと進路に悩んでいたときに塾の先生のサポートに支えられた話

お医者さんのイメージは「賢そう」「お金持ち」などのイメージがあるかもしれませんが、夢を叶えるために相当な努力をしてきている人がほとんどです。なかには、つらい経験を乗り越えてきた人もいるようで……? 今回は、いじめと進路に悩んでいたときに塾の先生のサポートに支えられた話をご紹介いたします。
主人公・小原修は大学病院で外科医として働く医師です。昨年結婚し、妻は現在妊娠中。公私ともに充実した毎日を過ごしています。小学生の頃から、勉強が好きで成績優秀だった修。しかし中学に入ると、そんな修に嫉妬心を抱いたクラスメイトからのいじめが始まります。一軍男子の土田に逆らえないことを理由に、友人たちにも距離を置かれてしまい、修は孤立してしまいます。
ある日登校したら机の上に花瓶が置いてあり、ショックを受けた修はどんどん追い詰められていきます。そんな修にとって唯一の居場所となったのは塾でした。塾講師の澤村先生は、修の異変に気づき、学校で何かあったのかと聞きます。修は話すのをためらいましたが、思い切って打ち明けることにしました。
澤村先生は親身になって、修の話を聞いてくれます。澤村先生も過去にいじめられていたことがあり、そのときは保健室が居場所になったと話します。修にも「逃げ場を持ったらいいんじゃないかな?」とアドバイスをしてくれましたが、すでに澤村先生の存在が修にとっての「逃げ場」になっていました。
ただ、土田たちからのいじめは続いています。ある日、修が自習の時間に騒がしかった土田に注意したら、バケツの水をかけられてしまいました。たまらずその場から逃げ出すしかなく、すぶ濡れになった修が向かった先は塾でした。すると澤村先生が声をかけてくれて、修の異変を察し、家に招いてくれました。
修の話をやさしく聞いて受け止めてくれた澤村先生は、環境をガラッと変えるために、遠くの私立高校の受験を勧めます。澤村先生の励ましのおかげで、心を決めた修。修はその日の夜に、クラスメイトからいじめを受けていることと、受験の話を両親に伝えました。
澤村先生の熱心な言葉










親身になって支えてくれた
進路の話を聞いて悩む両親を説得してくれたり、勉強やプライベートも親身になってくれたりと、澤村先生のサポートに助けられた修なのでした。塾の先生が、ここまで自分のために力を尽くしてくれるのは心強いですよね。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。