「あまり関わりたくない」が本音…子供の友達に呆れかえった話【もう帰宅する時間なのに…】
子供の交友関係が広がってくると、いろいろな子と出会いますよね。「ちょっとそれってどうなの?」と思うようなお友達を家に連れてくることも……。今回は「あまり関わりたくない」と思ってしまうような、子供の友達に呆れかえった話の中から帰宅時間なのに帰ろうとしない友達の話をご紹介いたします。
あらすじ
在宅で仕事をするユイの横で、小学生の息子レンの友達がゲームに興じています。その中のひとり、ノボルは特に声が大きく、ユイは仕事に集中できません。なんとか耳栓をして業務をこなしますが、気づけば帰宅時間のリミットである18時を過ぎていました。他の友達が帰り支度をする中、ノボルの姿が見当たりません。レンの部屋を覗くと、そこにはまだゲームに熱中するノボルの姿が。ユイが帰るように促すと、ノボルは「俺は別にまだ帰らなくても大丈夫なんだけど」と悪びれる様子もなく答えます。その自己中心的な態度に呆れつつも、ユイはなんとかノボルを帰宅させました。レンに学校でのノボルの様子を尋ねると、「先生によく怒られている」と明かされますが、レンはノボルと遊ぶのが楽しいと言います。ユイは、今まで交流のあった保護者たちのように、ノボルの親とも連絡先を交換しておくべきかと考えるのでした。
見どころ
集中できない在宅ワーク
在宅で仕事をするユイの横で、レンとその友達がゲームに夢中になっています。中でもノボルはひときわ声が大きく、ユイは集中できません。締め切りに追われながらも、子どもの友達に強く注意することもできず、心の中で「うるさい」と呟くユイの葛藤が描かれています。
帰らない友達への困惑
他の友達が帰り、ノボルだけがまだレンの部屋でゲームを続けているのを見たユイが、「もうみんな帰る時間だよ!?」と声をかけるシーンです。ノボルは悪びれる様子もなく「え?」と答えます。この、時間の感覚がずれているノボルと、常識的な対応を求めるユイに疑問を抱かせます。
親への不安
ノボルが帰った後、ユイはレンにノボルが学校でどのような様子なのかを尋ねます。そして、「今度参観日でノボルくんのお母さんいたら教えてね!」とレンに頼む場面があります。このセリフには、ノボルの自由奔放な態度を見て、その親がどのような人物なのかを知りたい、あるいは知っておくべきではないかというユイの戸惑いが表れています。
▽18時を過ぎてもまだ大丈夫なおうちってどんな親御さんなのか不安になってしまいますよね。もし我が家にいる時に何かあったらと思うと、連絡先は知っておきたいと思いますね。