「お兄ちゃんは私の!」ブラコンの義妹がヤバすぎる行動に…!【本性をさらけ出す】
毎晩のように、ラブラブな時間を邪魔する連絡を入れてくる義妹の杏。重度のブラコンである杏は、瞳に英司を奪われることが許せないようです。ついには「仕事で大失敗した」と英司を夜中に呼び出し、朝まで引き留めるまでにエスカレート。そんな杏の行動に、瞳の我慢は限界に達して――? 「お兄ちゃんは私の!」ブラコンの義妹がヤバすぎる行動に……!」の話の中から本性をさらけだした義妹の話をご紹介いたします。
あらすじ
英司との甘い時間を杏に邪魔され続け、ついに瞳は杏と直接対決します。カフェで杏と向かい合う瞳は、杏が英司を夜中に呼び出していたことが嘘だったのかと問い詰めます。杏は悪びれる様子もなく、英司は自分の方が大事なのだと主張し、瞳に英司を返すよう迫るのでした。しかし、瞳は杏の身勝手な行動が英司の仕事にまで影響していることを指摘し、その浅はかな愛情を厳しく非難します。瞳の言葉に動揺する杏でしたが、それでもなお、英司を呼び出し続けると宣言し……。
見どころ
本性をさらけ出す
杏はカフェで瞳と向かい合い、英司を夜中に呼び出していたことが嘘だったのかと問いただされると、一転してその本性をあらわにします。「毎晩イイ時間に、すぐ電話に出ちゃうし?」「アンタ、全然大事にされてないじゃん?」と、挑発的な言葉で瞳をあざ笑います。その表情は歪み、これまで隠していた本性がむき出しになった瞬間でした。
瞳の反撃
杏の悪びれない態度に、ついに瞳の怒りが爆発します。瞳は杏に対し、「英司、仕事で絶不調だったわよ。あなたの睡眠妨害のせいでね」「彼の善意を裏切って、足をひっぱってるのよ」と、杏の行動が英司に与えている悪影響を突きつけます。さらに、「相手のことをかえりみもしないでワガママ言って満足してるの、レベル低すぎない?」と、杏の身勝手な愛情を真っ向から批判します。瞳のまっすぐな眼差しは、杏の胸に突き刺さります。
愛とは何か
瞳は杏の暴走を前に、静かに、しかし力強く問いかけます。「本当に英司のことを愛してるの?」「もし英司が倒れたら、責任取れるの?」と。一方的な愛情の押し付けは、真の愛ではないと杏に諭します。瞳の言葉は、ただの嫉妬ではなく、英司を本当に大切に思うからこその重みがありました。杏は瞳の真剣な眼差しに、はっと我に返り、自身の行動を省みることになります。
▽やはり、杏は嘘をついて英司を呼び出していたようです。夜中の着信も嫌がらせだったことが判明しました。瞳は真っ向からやめるように訴えますが、杏は瞳よりも優位に立つことしか考えていません。しかし、英司が寝不足で絶不調に陥っていると聞き、焦りをみせます。相手への思いやりがなければ、いくら好意を抱いていても、それはただのエゴでしかありません。