「お兄ちゃんは私の！」ブラコンの義妹がヤバすぎる行動に…！【疑う心は、憎しみを帯びて】

婚前同棲を始めた瞳と英司。まさにラブラブの絶頂期のはずが、毎晩のように英司の妹である杏から着信があり、二人の時間は邪魔されてばかり。英司は妹を心配し、瞳を置いて杏の元へ行ってしまいます。果たして瞳と英司は、この状況を乗り越えられるのでしょうか。「『お兄ちゃんは私の！』ブラコンの義妹がヤバすぎる行動に……！」の話の中から毎晩電話してくる義妹に限界がきた話をご紹介いたします。

あらすじ

英司との同棲生活が始まったものの、妹の杏からの毎晩の電話に悩まされていた瞳。英司は杏が仕事で大失敗して泣いていると聞き、瞳を家に残して杏の元へ駆けつけます。一人きりになった瞳は、今までため込んでいた不満を爆発させ、杏の行動に疑問を抱き始めます。翌朝、疲れて帰ってきた英司に、瞳は意を決して杏との関係について問い詰めますが、「妹に嫉妬するな」と一蹴されてしまいます。英司の言葉と態度に傷つき、涙を流す瞳は、ついに杏に直接会うことを決意するのでした。

見どころ

止まらない嫉妬と不安

英司と同棲を始めてから、毎日のように杏から決まった時間に電話がかかってくることに、瞳は激しい怒りを感じています。特に、夜の時間を邪魔されていることに不満を募らせており、ついには同棲開始から一度も関係を持てていないことまで明かしています。クッションを投げつけながら叫ぶ姿からは、彼女が抱えるストレスと、英司への複雑な感情がひしひしと伝わってきます。

核心を突く問いかけ

杏の行動に疑念を抱きつつも、なかなか英司に本心を伝えられなかった瞳でしたが、ついに「私と杏さん、どっちが大事なの？」と問いかけます。さらに「私、この状態で結婚するとか無理！　杏さんときちんと距離おいてくれないとイヤ！」と涙ながらに訴える瞳の姿は、彼女の我慢が限界に達していることを示しています。英司の妹に対する無自覚な優しさが、瞳を深く傷つけていることが見て取れます。

直接対決への決意

英司が瞳の訴えに対して「瞳も杏も大事なんだよ」と答えたことで、瞳の心は決まります。英司に理解を求めることを諦め、自ら杏にメッセージを送る瞳の姿は、状況を打開しようとする強い意志を感じさせます。杏に直接会って何を話すのか、そしてそれが二人の関係にどのような影響を与えるのか、緊迫した展開が予想されます。

▽かまってちゃんの気配を色濃く漂わせる杏。それを無意識のうちに優先してしまう英司。英司は杏が本当に困っていると信じ込んでいるようですが、度重なる連絡や朝帰りといった英司も婚約者がいるにも関わらずありえない行為ですよね。