「お兄ちゃんは私の！」ブラコンの義妹がヤバすぎる行動に…！【英司の優先順位】

仕事帰りの電車で偶然再会した元同級生・英司と交際中の瞳。婚前同棲をスタートさせ、幸せいっぱいの二人に忍び寄る影。英司の妹である杏の「ブラコン」ぶりが、瞳との関係をかき乱します。今回は、「『お兄ちゃんは私の！』ブラコンの義妹がヤバすぎる行動に……！」の話の中から同棲しても彼の優先順位が変わらない話をご紹介いたします。

あらすじ

いよいよ婚前同棲をスタートさせた瞳と英司。引っ越しを終え、初めての夜を共に過ごそうとする二人ですが、英司の妹・杏からの着信が雰囲気を台無しにします。その後も毎晩のように杏から電話がかかってくるようになり、二人の時間は妨害され続けます。ついに英司は、泣いているという杏のもとへ駆けつけてしまい、瞳は一人取り残されるのでした。

見どころ

新生活の始まりと過去の清算

瞳と英司の同棲初日、幸せな空気に包まれる中で、瞳の心には元カレ・陽介の影がよぎります。陽介の「25で処女」という言葉は、瞳にとって長年のコンプレックスでした。しかし、英司との新しい生活を前に、瞳は過去の自分を「殴りたい」とまで思い、過去との決別を決意します。幸せな未来へ向かう瞳の、前向きな気持ちが描かれたシーンです。

義妹・杏の介入

同棲初日の夜、ようやく二人の良い雰囲気が訪れたその瞬間、けたたましい着信音が鳴り響きます。それは英司の妹・杏からの電話でした。職場での悩みを理由に、毎晩同じ時間に電話をかけてくる杏の行動は、瞳の心に疑念を抱かせます。お互いを意識し始めた矢先の出来事に、二人の間に不穏な空気が漂い始めます。

英司の優先順位

何日も続く杏からの電話に、ついに英司は痺れを切らします。良いムードを邪魔され、それでも瞳との時間を大切にしようとマナーモードに設定した矢先、立て続けに鳴り響くバイブ音。そして、泣いているという杏の元へ英司は駆けつけてしまいます。瞳を一人残し、杏の元へ向かう英司の姿は、彼の瞳に対する気持ちと、妹への深い愛情が描かれています。

▽妹である杏のことが大事なことはわかりますが、英司の行動は少し度がすぎているようにも感じられます。杏からの、英司と瞳がいい雰囲気になった時間を見計らっての着信や、英司を心配させるような言動は目にあまります。これが意図的なものだとすれば、妹の行動に悪意を感じてしまいますね。