彼氏と女友達と3人でお泊まりしたら…男女の友情を信じない理由【恋と友情】

男女の友情が成立するかについては諸説ありますが、彼氏と女友達が共通の友人で、仲良し！　というパターンはあるのではないでしょうか。ですが平穏に見えていても、それは表面上だけかもしれません。今回は、そんな男女の友情の危うさを描いた「彼氏と女友達とお泊まりをしたら、関係が変わってしまった話」の中から恋と友情の話をご紹介いたします。

あらすじ

地方出身の真由は、慣れない都会の大学で戸惑っていました。そんな時、偶然出会ったのが、同じ大学の柊一でした。事務課の場所が分からず困っていた真由に、実家が近く大学に詳しかった柊一は親切に道を教えてくれます。その後、クラス分けでまさかの再会を果たし、二人は急速に仲良くなりました。そして、同じクラスの明るい雫とも知り合い、自然と3人で過ごす時間が増えていきます。しかし、仲睦まじい柊一と雫の様子を見ているうちに、真由の心にはある感情が芽生え始めていました。柊一への恋心と、二人の関係への不安。真由は、自分の気持ちをどうすればいいのか分からずに悩んでしまいます。

見どころ

意外な出会いが恋の始まり？

都会の大学で心細い思いをしていた真由を救ったのは、同じ新入生でありながら大学に詳しい柊一でした。初めての場所で困っている時に優しく声をかけられ、真由の心に温かい光が灯ります。この偶然の出会いが、後に真由の心を大きく揺るがす恋の始まりとなる予感を抱かせます。

友情のきっかけは突然に

クラスメイトに声をかけることに躊躇していた真由に、積極的に声をかけてくれたのは雫でした。「席が近かったのもなにかの縁だよ」という雫の言葉に、真由は安堵し、二人の友情は始まります。雫の明るさと積極性が、真由の心を解き放ち、3人の関係性を築くきっかけとなります。

芽生える恋心と友情の狭間

仲良く過ごす柊一と雫を見ているうちに、真由の心には複雑な感情が生まれていきます。二人の親しげな様子に、柊一が雫を好きなのかもしれないという不安が募り、同時に真由は自分が柊一に惹かれていることに気づいてしまいます。友情と恋心の狭間で揺れる真由の葛藤がわかりますね。

▽友達の好きな人なのでは？ と思うと簡単には告白できませんよね。特に、友情も大切にしたいと思うと、なかなか一歩を踏み出せないものです。この複雑な三角関係が、今後どのような展開を見せるのか、目が離せません。