卵焼きは朝食しか許されない？　夫に文句を言われた食事のメニュー【義母からの電話】

主婦業は仕事と育児だけでなく、得意ではない家事もこなすとなるとかなりの負担ですよね。特に毎日の献立を考えるのは一苦労。時間もない中でせっかく作った料理に文句を言われたら、誰だってがっかりしてしまいます。今回は、そんなモヤモヤする「夫に文句を言われた食事のメニュー」から、義母との関係と義姉への複雑な感情が垣間見える話をご紹介します。

あらすじ

主人公カスミは、夫トモキの母親である義母ユウコと良好な関係を築いています。初対面の結婚の挨拶から、フランクで気さくな義母に安心感を抱いていました。結婚後も「つかず離れず」の心地よい距離感を保っている二人。そんな義母からカスミに電話がかかってきたのは、「朝食事件」の数日後でした。電話の内容は、アメリカに住むトモキの姉であるマサキが一時帰国するため、一緒に食事をしないかという誘いでした。19時という遅めの時間に疑問を感じつつも、承諾するカスミ。夫のトモキは姉の帰国を心から喜んでいましたが、カスミは義姉に対して少し苦手意識があるようで、複雑な心境を抱えるのでした。

見どころ

義母との良好な関係

カスミが義母と初めて会ったのは、結婚の挨拶の時でした。最初は緊張していたものの、義母の気さくな人柄に触れ、すぐに打ち解けます。義母がトモキのことを「わがまま」と茶化したり、「ケンカしたらウチに家出してらっしゃい」と冗談めかして言ったりする姿に、カスミは安心感を抱きます。結婚後もその関係は「つかず離れず」で良好に続いており、カスミにとって義母は心強い存在であることが伺えます。

義母からの誘いと「朝食事件」

義母から食事の誘いの電話があったのは、夫トモキに卵焼きとウインナーの夕食について文句を言われた「朝食事件」の数日後でした。この「朝食事件」がカスミの心に影を落としていることがわかり、義母からの誘いは嬉しいものの、カスミの心の中には複雑な感情が渦巻いているようです。

義姉への複雑な感情

義母からの電話で、トモキの姉マサキが一時帰国することを知ったカスミ。トモキは姉が帰ってくることを心底喜んでおり、何か予定があってもキャンセルするとまで言い出すほどです。しかし、カスミの心境は異なり、「お義姉さんか…ちょっと苦手なんだよね…」と漏らす場面があります。夫と義姉の良好な関係とは裏腹に、カスミが義姉に対して抱える苦手意識が、今後の家族関係にどのような影響をもたらすのか気になるところです。

▽夫の食事への文句、義母との良好な関係、そして義姉への複雑な感情。カスミの心の中には、さまざまな気持ちが入り混じっている様子が描かれています。家族の食事会という喜ばしいはずの出来事が、カスミにとっては少し憂鬱なものになっていることが伝わってきます。この食事会が、カスミと義姉の関係にどのような変化をもたらすのか、今後の展開に目が離せません。