卵焼きは朝食しか許されない? 夫に文句を言われた食事のメニュー【ちょっとひどくないですか?】
残業続きでへとへとの体で、やっと作った夕食に夫からまさかのダメ出し。それも「こんな朝メシみたいなの出すなよ」なんて言われたら、もう怒りを通り越して呆れてしまいますよね。献立を考えるのも、料理を作るのも、毎日本当に大変なこと。今回は、そんな日々奮闘する人たちにぜひ読んでほしい「夫に文句を言われた食事のメニュー」から、同僚に夫の話を聞いてもらった話をご紹介いたします。
あらすじ
病み上がりに残業を終え、疲れた体でやっとの思いで作った夕食。しかし夫からは「こんな朝メシみたいなの出すなよ」と心ない一言を浴びせられます。この怒りを誰かに聞いてもらいたくて、ランチタイムの休憩室で同僚のリリカとヤヨイに愚痴をこぼすカスミ。リリカは元カレの似たような言動を思い出し共感し、ヤヨイも料理をしない人の無理解に触れて同調します。そんな中、少し離れた席にいたお局のミサトが「卵焼きは手抜きに見える」と口を挟んできます。ミサトの提案するメニューに呆れつつも、リリカとヤヨイはカスミの夫のひどさを指摘し、カスミは改めて自分の夫の冷たさを実感するのでした。
見どころ
愚痴への共感と怒り
へとへとの状態で頑張って作った料理に夫から文句を言われ、怒りが収まらないカスミが同僚に愚痴をこぼす場面です。リリカとヤヨイが「あーわかります」「ホントむかつきますよね」「どれだけ大変かわからない」と次々にカスミの気持ちに寄り添ってくれます。料理をする大変さを理解してくれる仲間の存在は、カスミにとって大きな救いになったことでしょう。
嫌味なお局の登場
同僚たちがカスミに共感する中、お局のミサトが放った「さすがに卵焼きはね」「朝食みたいって言われても仕方なくない?」という言葉には驚かされます。さらに「手抜きなのバレバレだし」「私ならもうちょっと何か工夫すると思うけど」と、まるでカスミが悪いかのような言い方。リリカが機転を利かせて「じゃあ ミサトさんなら何作ります? 卵とウインナーで」と問い詰めるも、ミサトの出した答えは「焼きそばとか?」。これにはカスミ、リリカ、ヤヨイの3人が内心で呆れる様子が描かれており、ツッコミを入れたくなるシーンです。
夫の冷たさを再認識
ミサトの嫌味な発言で空気が悪くなったものの、リリカとヤヨイが再びカスミに寄り添う言葉をかけてくれます。特にヤヨイの「奥さんが高熱で寝込んでる時すら何もしないって、ちょっとひどくないですか?」という言葉は、夫の行動の異常さを明確に突きつけます。さらに、ヤヨイの夫が体調の悪い時に栄養ドリンクを買ってきてくれたり、下手なりにおかゆを作ってくれたりするという話を聞き、カスミは改めて自分の夫の冷たさを痛感します。
▽病み上がりで残業までした日に、夫から心ない言葉を浴びせられたカスミ。同僚たちの共感や、優しい旦那さんの話を聞くことで、夫の行動がどれだけひどいことなのかを改めて認識させられました。疲れていても家事をこなす女性たちの頑張りは、決して当たり前ではありません。