親だって人間ですから! 反抗期の子どもに反撃してみた話【遅すぎる帰宅】

2025.08.02

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多感な時期である中学2年生の息子、類が反抗期真っ只中で手を焼いているるり。ある日の喧嘩をきっかけに、類は無断で家に帰ってこなくなりました。夫婦で心配しながら連絡を試みるも、一向に繋がりません。果たして息子は帰ってくるのでしょうか。今回は、「反抗期で親に酷い態度を繰り返す子どもに反撃した話」の中から遅くに帰ってきた息子の話をご紹介いたします。


あらすじ

ある日、息子の類を叱ったるりでしたが、その日の夜、類は一向に帰宅しませんでした。電源を切られた携帯電話に、既読にならないLINE。学校やママ友に連絡しても行方が分からず、るりと夫の誠也は焦りを募らせます。夜も遅くなり、誠也が警察への連絡を提案したその時、玄関のチャイムが鳴り響きました。無事に帰宅した類でしたが、悪びれる様子もなく「ちょっと遅くなっただけ」と言い放ちます。心配していた誠也の怒りが爆発し、類を厳しく叱りつけますが、類は反抗的な態度を崩しません。挙げ句の果てには、るりの子育てにまで文句を言い出し、場の空気は最悪に。

見どころ

親の焦りと不安な時間

類が帰宅しない状況に、るりと誠也の焦りが伝わってきます。時間だけが過ぎていく中で、携帯電話もつながらず、学校や友人にも連絡がつかない状況は、親にとってどれほどの不安を煽るでしょうか。普段は反抗的な類への怒りも、この時ばかりは心配に変わっている様子が描かれています。

親の気持ちを逆撫でする態度

遅い時間に帰宅した類に対する誠也の怒りは、親であれば誰もが共感できるでしょう。しかし、心配をかけたことに対して悪びれる様子もなく、「ちょっと遅くなっただけ」と吐き捨てる類の態度には、反抗期特有の身勝手さが表れています。この態度は、るりと誠也の心をさらに深く傷つけたに違いありません。

傷つく親の心

誠也に叱られている中で、類がるりに対し「母さんだって、育ててるとか言いながら手抜きばっかじゃん!ユニフォームは用意しないしさ!」と言い放つ場面は、親として非常に辛いものです。反抗期の言葉とはいえ、普段から類のことを想い、子育てに奮闘しているるりの心に深く刺さる言葉だったでしょう。るりの「え…」という声にならない反応からも、その衝撃が伝わってきます。

▽心配をかけても悪びれない類の態度に、誠也が怒りを爆発させるのも当然と言えるでしょう。この状況で毅然と息子を叱りつける誠也の姿は、父親としての責任感と愛情が感じられます。親の苦悩と、それでも子どもを想う親心が描かれた一幕でした。

2025.08.02

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Written by Googirl編集部

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