親だって人間ですから! 反抗期の子どもに反撃してみた話【大胆な提案】
多くのお母さんが直面する子どもの反抗期。その言動に悩まされ、どうすれば良いのか途方に暮れることもあるのではないでしょうか。今回は、そんな反抗期の息子に頭を悩ませる主人公るりが、職場の先輩ママから大胆なアドバイスをもらうお話です。親だって人間、反抗期の子どもにどう向き合うか、そのヒントが隠されています。ぜひご覧ください。
あらすじ
中学2年生の息子・類(るい)の反抗期に手を焼いている主人公のるり。何を言っても反発され、「毒親」とまで言われる始末に、るりはすっかり疲弊していました。そんなるりの悩みを職場の先輩ママである伊藤さんが聞いてくれます。伊藤さんもかつて子どもの反抗期に苦労した経験があり、るりの気持ちに寄り添ってくれました。そして伊藤さんは、自身の経験から得た「反抗期の子どもに効く」とっておきの方法をるりに伝授します。
見どころ
親も同じ気持ちだと知って安心
るりの話を親身になって聞いてくれる伊藤さん。「喉元過ぎれば…といっても、さなかにいる辛さは変わらないですもんね」という伊藤さんの言葉に、るりは深く共感します。そして、伊藤さんも子どもの反抗期に苦労したと聞き、るりは「どこもそんな感じなんですかね」と、少し安心した様子を見せます。他人の家庭も同じような悩みを抱えていると知ることで、るりの気持ちが少し楽になる場面です。
驚きの「全放棄」宣言
伊藤さんは、反抗期の子どもに一番効いた方法として、なんと「お世話を全放棄する」という大胆な提案をします。るりは目を丸くして驚き、「家事を全部、ってことですか!?」と問い返します。普段優しい伊藤さんの口から飛び出した、想像を超える過激なアドバイスに、るりはただただ驚きを隠せません。
「いい薬になる」という親心
るりが「でもそれは困らないでしょうか…」と心配すると、伊藤さんは「困るでしょうね」とあっさり答えます。そして、「だからこそ普段、親にお世話されてるって身に染みるでしょうし」「いい薬になるんですよ」と、その真意を語ります。この方法は、子どもに親への感謝と自立を促すための「荒療治」であり、親としての愛情ゆえの選択であることが伝わってきます。
▽子どもの反抗期に悩む親にとって、まさに目から鱗が落ちるような展開でしたね。この「お世話全放棄」という過激とも思える方法は、一見すると乱暴にも感じられますが、そこには親が子どもに自立心を促し、感謝の気持ちを育んでほしいという深い愛情が込められています。反抗期という難しい時期を乗り越えるための、新たな視点と勇気を与えてくれますね。