親だって人間ですから! 反抗期の子どもに反撃してみた話【先輩ママの共感】
子どもが成長すれば、いつか訪れるのが反抗期。程度はさまざまですが、反抗期が酷い子だと、親は苦労しますよね。るりの息子・類は中学2年生。反抗期の真っ最中です。勝手な言動をしたり、注意すれば「毒親」と言い返したり、やりたい放題。今朝もるりに横暴な要求をするので、るりはついに言い返すことに……。今回は「反抗期で親に酷い態度を繰り返す子どもに反撃した話」の中から先輩ママに息子の反抗期を相談した話をご紹介いたします。
あらすじ
息子・類の反抗的な態度に我慢の限界を迎えたるりは、「何から何まで察してお世話しろっていうの!? 赤ちゃんか!」と感情的に言い返してしまいます。類は「屁理屈を言うなよ!」と反発し、そのまま学校へ。るりはこれで良かったのかと不安を感じながらも出勤します。職場では同僚の伊藤が、元気のないるりを心配し声をかけます。るりは伊藤に、反抗期の息子に困っていると打ち明けるのでした。
見どころ
息子の反撃に母親の本音が爆発
反抗期で横暴な態度を繰り返す息子・類に対し、ついにるりの本音が爆発します。「なにからなにまで、すべて察してお世話しろっていうの!? 赤ちゃんか!!」という痛烈な言葉は、これまで溜め込んできたるりの苦悩を物語っています。普段は冷静であろうとする母親が、感情を露わにして言い返す姿は、反抗期の子を持つ親なら共感せずにはいられないでしょう。類もたじろぐほどのるりの言葉は、親だって人間であり、限界があることを突きつけます。
親の言い分も届かず募る不安
るりの反撃に対し、類は「屁理屈を言うなよ! もういい!」と捨て台詞を残し、そのまま学校へ向かってしまいます。引き留めようとするるりですが、類は振り返りません。閉まったドアの前で立ち尽くするりは、「これで良かったのかなぁ」「いい方向へ向かうのかわからないよ…」と不安を募らせます。息子に本音をぶつけたものの、それが吉と出るか凶と出るか、親としての葛藤がひしひしと伝わるシーンです。
先輩ママの共感
職場でお弁当を食べていると、同僚の伊藤さんに体調を心配されるるり。ついにるりは、反抗期の息子に困っていることを打ち明けます。伊藤さんは50代で、子どもが成人している先輩ママ。「沢城さんの息子さん、中学生でしたっけ? それは反抗期ど真ん中ですよねぇ」「喉元過ぎれば…といっても、さなかにいる辛さは変わらないですもんね」と、るりの苦労に深く理解を示してくれます。親身になって話を聞いてくれる伊藤さんの存在は、るりにとって大きな救いとなるでしょう。
▽反抗期の息子に真正面からぶつかったるり。不安な気持ちを抱えながらも、同僚の先輩ママに話を聞いてもらうことで、少し心が軽くなったのではないでしょうか。一人で抱え込まず、誰かに話すことの大切さが伝わります。