親だって人間ですから! 反抗期の子どもに反撃してみた話【私が毒親…?】
子どもが成長すれば、いつか訪れるのが反抗期。程度はさまざまですが、反抗期が酷い子だと、親は苦労しますよね。るりの息子・類は中学2年生。反抗期の真っ最中です。勝手な言動ばかりする類は、ある夜の夕食どきも、勝手にテレビをつけてしまいますが……。今回は「反抗期で親に酷い態度を繰り返す子どもに反撃した話」の中から息子に毒親と言われた母についてご紹介いたします。
あらすじ
夕食時、類が勝手につけたテレビ番組では「毒親」の話題が面白おかしく放送されていました。るりは、類がそうした番組を面白がって見ていることにも、悶々としてしまいます。やがて類は食事を終え、食器を流しに置くようるりが声をかけると、「うるさいなぁ」「そのくらい自分でやれよ」と反発。さらに類は、るりに向かって「うちの親もマジ毒親だよな」と言い放ち、るりはあまりのショックに、その場に固まってしまいます。
見どころ
テレビ番組が引き起こす不穏な空気
夕食時に類が勝手につけたテレビ番組は、なんと「毒親」の話題。るりは、類がその内容を面白がって見ていることに複雑な気持ちを抱きます。親としては、子どもがそういった情報に触れることで、自分たちの関係性を変な目で見ないかと心配になりますよね。このシーンは、現代社会の情報の洪水が、家庭内のコミュニケーションに思わぬ影響を与える可能性を象徴しているかのようです。
類からの衝撃的な一言
食器を片付けない類に対し、るりが諭すように言葉をかけるも、類は聞く耳を持ちません。それどころか、類はるりに向かって「うちの親もマジ毒親だよな」と心ない言葉を投げつけます。この瞬間、るりの心にどれほどの衝撃が走ったでしょうか。親として必死に子育てをしてきたのに、我が子から発せられたその言葉は、るりの心を深く傷つけます。
絶句するるりの心情
類からの衝撃的な言葉に、るりは食事をする気力すら失い、その場に固まってしまいます。「毒親…私が?」という心の声は、るりがこれまでの子育てを振り返り、自分を責めてしまう様子が伝わってきます。親だって人間です。子どもから心ない言葉をぶつけられれば、深く傷つき、動けなくなってしまうほどのショックを受けることもあります。このシーンは、子育ての苦悩と、親の繊細な心をありありと描いています。
▽なんてことを言うのでしょう! テレビを見ての軽い発言でしょうが、言っていいことと悪いことがありますよね。るりのショックは計り知れません。親だって感情を持つ人間であり、子どもから心ない言葉を向けられれば深く傷つくという、当たり前の事実を突きつけられます。