親だって人間ですから! 反抗期の子どもに反撃してみた話【なんでも好き勝手にしたい】

2025.06.15

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子どもが成長すれば、いつか訪れるのが反抗期。その程度はさまざまですが、反抗期がひどい子だと、親は苦労しますよね。るりの息子・類は中学2年生、まさに反抗期の真っ最中です。勝手な言動を繰り返す類に、るりも夫も手を焼いています。今回は、「親だって人間ですから! 反抗期の子どもに反撃してみた話」の中からなんでも好き勝手にしたい反抗期の子どもについてご紹介いたします。


あらすじ

ある夜も類は、るりが軽く注意したことに対して身勝手な反抗をしてきました。どんな言葉を投げかけても、類からは反発ばかり。るりの悲しみとモヤモヤは募るばかりです。それでも育児を放棄することなどできないと、るりは自分に言い聞かせます。しかし、類からの心ない言葉や態度に、るりの心は少しずつ追い詰められていきました。
そんなある夜、夫が遅くなるため類と2人で夕食を囲みます。類は勝手にテレビをつけ、見ながら食事を始めました。るりは穏やかに注意しますが、類は聞く耳を持ちません。すると、テレビから「毒親」という言葉が聞こえてきて……。

見どころ

親の心、子知らず

るりは、反抗期の類にあんな態度を取られても「大事な息子だし、反抗期なんてきっと今だけなんだから、乗り越えないといけない」と自分に言い聞かせます。母親としての使命感に燃える一方で、類の心ない言葉に傷つき、辛い気持ちが募っていくるりの様子が描かれています。母親だって人間ですから、傷つくこともあります。それでも子どもを思う親心に胸が締め付けられます。

なんでも好き勝手にしたい

夕食の時間にテレビを見る類に、るりが「あとで見たら? そのほうがゆっくり見られるよ」と穏やかに提案します。しかし類は「このバラエティ、今しかやってねぇんだよ。そんなこともわかんないのに、うだうだ言うなよ」と、るりをちらっと見て吐き捨てます。作ってくれた相手への感謝もなく、自分の欲求を優先する類の態度に、るりの不快感が伝わってきます。

無責任な「毒親」という言葉

夕食時に見ていたテレビ番組では、まるで他人事のように「毒親」の話題を面白おかしく放送していました。それを見た類は興味深そうに「ヤバ…」とつぶやきます。るりは、安易に「毒親」という言葉を使う世間の風潮に不快感を抱くと同時に、類がテレビの内容を偏った形で受け止めてしまうのではないかと心配します。

▽ 反抗期の子どもとの関係は、親にとって本当に悩ましい問題です。類のように、親の気持ちを逆なでするような言動を繰り返されると、どんなに愛情深くても心が折れそうになりますよね。

2025.06.15

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Written by Googirl編集部

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