育休中の夫「俺が悪かったです!」妻の不満を理解した瞬間とは?【孤独な夜】

2025.07.29

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育児にあたって、夫が育休を取れるとありがたいですよね。でも育児に協力的なタイプの夫でも、妻の負担が大きくなってしまうことはあるようです。育休を取った和樹は、妻の葉子と協力して頑張っています。でも葉子の負担がどんどん増えていき、ケンカになってしまいます。和樹は夜の授乳を担当してみることになり、奮闘しますが……。今回は「育休中に、妻の不満を身をもって理解した夫の話」の中から夫が夜中育児で感じた孤独な夜をご紹介いたします。


あらすじ

和樹は育児休業を取得し、妻の葉子と協力して育児に取り組んでいました。しかし、知らず知らずのうちに葉子への負担が大きくなり、二人の間に摩擦が生じてしまいます。関係改善のため、和樹はこれまで葉子が担当していた夜間の授乳を引き受けることになります。この夜の経験を通して、和樹は葉子の抱えていた不満や育児の現実を、身をもって理解していくことになります。

見どころ

真夜中の試練

夜間の授乳担当になった和樹ですが、娘の双葉はなかなか思い通りになってくれません。ミルクを飲ませようとしてもぐずり、ようやく飲んだかと思えば、突然吐き出してしまいます。予期せぬ出来事に、和樹はおろおろするばかり。すぐに葉子を頼ろうとしますが、それでは意味がないと思い直し、一人で対処することを決意します。双葉の口元を拭い、着替えさせるなど、奮闘する和樹の姿が描かれています。

孤独な戦い

双葉が落ち着き、ようやく一息ついた和樹でしたが、被害は彼自身にも及んでいました。吐き戻しが服についてしまい、洗っても匂いが完全に取れません。シャワーを浴びたい衝動に駆られながらも、双葉から目を離せない状況に、和樹は疲労を感じ始めます。深夜の静けさの中で一人、黙々と汚れた服を手洗いしながら、和樹は葉子がこれまで感じていたであろう孤独を初めて肌で感じ取ります。

終わりの見えない育児

孤独感に浸る間もなく、双葉が再び泣き始めます。オムツではないと察した和樹は、先ほどの吐き戻しでミルクが足りなかったのかもしれないと考え、すぐにミルクを作り始めます。休む間もなく続く育児の現実に、和樹はただひたすら向き合い続けます。この一連の出来事を通じて、和樹は葉子の抱えていた不満や負担を、自身の体験として深く理解していくことになります。

▽深夜の育児は、肉体的な疲労だけでなく、精神的な孤独感も伴うものです。和樹が身をもって経験したこの夜は、育児の現実を彼に突きつけました。妻の不満を頭で理解するだけでなく、実際にその困難を体験することで、和樹はより深く妻の気持ちに寄り添えるようになったでしょう。

2025.07.29

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Written by Googirl編集部

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