育休中の夫「俺が悪かったです!」妻の不満を理解した瞬間とは?【授乳はママしかできない?】
夫婦で育児に取り組む中で、夫が育休を取得することは、妻にとって心強い支えとなるでしょう。しかし、どんなに協力的であろうとする夫でも、妻の抱える本当の負担に気づくのは難しいものかもしれません。今回は「育休中の夫「俺が悪かったです!」妻の不満を理解した瞬間とは?」の話の中から夫の無力感についての話をご紹介いたします。
あらすじ
主人公の和樹と妻の葉子の間に、待望の赤ちゃんが誕生し、和樹は育休を取得して育児がスタートします。慣れないながらも協力し合って育児に奮闘する二人ですが、少しずつ、葉子に疲労の色が見え始めます。特に、母親にしかできない「授乳」という行為が、葉子の心身に重くのしかかっているようです。和樹は育児に積極的に関わっているつもりですが、葉子の抱える不満に気づくことができるのでしょうか。
見どころ
育休の効果も束の間?
育休を取得したばかりの頃は、葉子も和樹も「育休を取ってくれて良かった」と、どこか余裕がある様子でした。しかし、それも束の間のことだったようです。わずか1ヶ月ほどで、二人の育児を取り巻く状況は一変。赤ちゃんが泣き止まない夜や、授乳による睡眠不足など、育児の現実が容赦なく二人に押し寄せます。特に葉子の表情には、疲れが色濃く出始めており、和樹もその変化に気づき始めています。
授乳はママしかできない?
葉子が「胸も張ってきたし、ちょっとあげちゃうよ」と疲れた様子で授乳を始めると、和樹は「悪いな。頼む」と応えます。赤ちゃんがおいしそうに母乳を飲む姿を見て、和樹は「やっぱりママからもらうほうがいいんだろうなぁ」と感じています。母親にしかできない授乳の重要性を痛感しているようです。
母親の消耗と夫の無力感
授乳を終え、疲労困憊の様子で休もうとする葉子。それを見送りながら、和樹は「まだ昼間なのに、疲れてるな…」「でも母乳は母親しかあげられないし…俺にはどうにもできないからなぁ」と、複雑な表情を浮かべます。
妻の体力的・精神的な消耗を目の当たりにし、自分にはどうすることもできないという無力感に苛まれる和樹。このシーンは、夫が育児にどれだけ協力しようとしても、母親にしかできない役割があるという現実を浮き彫りにしています。
▽ 夫婦で協力して育児をしていても、母親にしかできない「授乳」という役割が、葉子に大きな負担をかけていることが描かれています。和樹は葉子の疲労に気づきながらも、自分に何ができるのか、どう支えれば良いのか、模索しているように見えます。
この状況を和樹がどのように受け止め、そしてどのように乗り越えていくのかが、これからの鍵となるでしょう。