育休中の夫「俺が悪かったです！」妻の不満を理解した瞬間とは？【反省してください！】

育児にあたって、夫が育休を取れるとありがたいですよね。でも育児に協力的なタイプの夫でも、妻の負担が大きくなってしまうことはあるようです。
主人公・和樹は妻との間に子どもを授かります。2人は相談して、会社の制度で育休を取ることにしました。そしてついに出産のときがきますが……!? 今回は「育休中に、妻の不満を身をもって理解した夫の話」の中から看護師さんに厳しく叱責された夫の話をお届けします。

あらすじ

出産当日、妻の葉子が入院する病院に付き添っていた和樹ですが、夜勤明けの疲れからうっかり眠ってしまいます。次に目を覚ますと、すでに葉子さんの出産は終わっていました。慌てて葉子さんのもとへ向かおうとする和樹は、そこで看護師さんに厳しく叱責されてしまいます。
妻と赤ちゃんが無事だったことに安堵しつつも、自分の不甲斐なさに落ち込む和樹。病室で眠る葉子さんの姿と、初めて抱きしめる我が子を前に、和樹は改めて父親としての自覚を強くするのでした。

見どころ

反省してください！

妻の出産中に寝てしまい、看護師さんに厳しく叱責される和樹のシーンは、感情を揺さぶります。看護師さんの「お母さんと赤ちゃんが頑張ってるのに寝るなんて！」という言葉は、出産を経験した女性なら感じることはありそうですね。和樹がシュンとして反省する姿は、思わず「よく言った！」と拍手したくなるような、スカッと感を覚える場面です。

命がけで産んでくれたんだ

眠る葉子さんの手をそっと握り、「命がけで産んでくれたんだ」「本当にありがとう」と心の中で感謝する和樹の姿は、とても感動的です。出産の大変さを改めて実感し、妻への感謝の気持ちが溢れ出した和樹の深い反省と、妻への愛情が伝わってくる話です。

こんな軽いものなんだな

初めて我が子を抱き上げた和樹が「軽い…」「こんな軽いものなんだな」と呟くシーンは、父親になったばかりの男性のリアルな心情が描かれています。赤ちゃんを抱きしめ、その命の尊さを肌で感じる和樹の感動は、見ているこちらも温かい気持ちになります。
そして「こんなかわいい子を産んでくれて、ありがとう！」と葉子さんに感謝する和樹の言葉は、今後の育児に対する決意が感じられる、心温まる瞬間です。

▽ 和樹が妻と子への愛情を再確認するこのエピソードは、夫婦の絆と家族の温かさを感じさせてくれます。育児に協力しようとする夫の姿勢は評価できるものの、妻の苦労を理解しきれていなかった和樹が、出産を経て父親としての自覚を深めていく過程は、応援したくなることでしょう。