私だけに厳しい義母が「同居したい」と言ってきたので、撃退しました【お盆の集まり】
義実家との関係は難しいですよね。あまり良好ではない関係の義実家と、同居を提案されてしまったら、ちょっと困ってしまうかもしれません。 沙織一家は現在、マイホームを検討中。ですが沙織と義母の関係はあまり良くなく、義母は沙織に冷たい態度です。今日の集まりでも、隙あらば沙織に文句をつけてきて……。
今回は「嫁に厳しい義母からの同居希望を撃退した話」の中からお盆の集まりで夫だけを自慢げに話す義母の話をご紹介いたします。
あらすじ
お盆の集まりで義実家に集まった沙織一家。沙織は義母からお茶の濃さをとがめられますが、親戚からは好評。沙織の実家近くの洋菓子店の菓子も、高登が皆に紹介すると親戚からは褒められ、沙織のセンスを褒める声も上がります。しかし、義母は面白くなさそうな顔で相槌を打つだけでした。そのうち家の話題になり、高登がマイホームを検討していることを話すと、親戚は感心しきり。
そんな中、高登の携帯が鳴り、仕事の電話で席を外します。高登がマイホームを建てるほど立派になったことを、義母は自慢げに話すのでした。
見どころ
義母の厳しい視線に耐える沙織
お盆の集まりで、義母は沙織が淹れたお茶について「濃すぎる」と文句をつけます。しかし、他の親戚からは「美味しい」「濃い目で味わい深い」と好評。沙織は、義母の自分に対する評価と、周りの評価のギャップに直面します。義母は、沙織が何をしても気に入らないといった様子で、沙織はそんな義母の態度に呆れを隠せないでいます。
夫・高登の気遣い
高登は、沙織の実家近くの洋菓子店の菓子を「美味しくて、俺もサヤも好きなんですよ」と親戚に紹介します。これは、沙織のセンスの良さをさりげなくアピールする高登の気遣いでしょう。家族の前で妻を立てる姿は、沙織にとって心強い存在であることが伺えます。
高登の成長を自慢する義母
高登がマイホームを建てることを親戚が感心する中、義母は「高登がマイホームを持てるくらい立派な大人になって嬉しいわ」と自慢げに語ります。高登の成長を喜ぶ気持ちは理解できますが、その表現はあくまで自分の手柄であるかのように聞こえ、沙織は複雑な表情を浮かべます。
▽ 高登が褒められるたびに、なぜか義母が自慢げなのが印象的でした。高登を育てたのは義両親ですが、なんでも自分の手柄にしようとする義母の態度に、沙織が内心で辟易している様子が伝わってきますね。